これは当然の事ですが、私は重盛兄さんにメッセージカードの裏面を見せて、
「はい、重盛兄さん、お好きなこれも忘れず付けて置きました。」
と、そこに貼付した実写版の海亀のシールを指し示しました。やはり重盛兄さんには海亀が欠かせません。
すると重盛兄さん、
「しつこいな。」
だって。
まだまだ海亀は克服出来ていないようですが、海亀と陸亀の違いは学んだようです。「亀か?」と言っていませんから。なお、メッセージカードの表には、「残暑お見舞い申し上げます。客との応対でズボラしないように。」某所で私とは別の客との応対でそれをして評判を落としたとの情報があったもので。しかし、重盛兄さんは笑っています。
ここで重盛兄さんの写真を撮りました。
写真を撮る際、重盛兄さんが重衡兄やんのような表情を浮かべたのには驚きました。沖縄限定版ボンカレーの松山洋子が鯨の絵葉書で隠れていますが、敢えて重盛兄さんへの残暑見舞いはこのようなパッケージにしています。写真撮影の後、すぐ私は重盛兄さんに例の絵日記の絵葉書の裏面に花押とメッセージを入れて貰い、また重盛兄さんに一言。
「重盛兄さん、10月になったら新しいグッズを出しては如何ですか?10月は岡方倶楽部平重盛ピコピコハンマー破壊事件から一年ですし。出すならピコピコハンマーですね。持った途端に真っ二つに折れちゃって、しかもその折れた所から『物を大切に』と書いた紙が出て来る。」
重盛兄さん、笑いながら、「それは危ないな。」と言ったので、私は立て続けに「取り扱い説明書には『通常通りの使い方で構いませんが、1日に何度も使用すると頭が伝説の茶筅髷になります』と書いてある。」と言ったら、重盛兄さんはまた笑いながら「ああ、あれか。」重盛兄さんはしっかり言っている意味がわかっていますね。
しっかり重盛兄さんの笑いを取った所で次の面子の順番が回って来たので、私は重盛兄さんに再び挨拶し、重盛兄さんの所を辞しました。
おもてなしの時間の終了が近づきつつありました。全員は無理でも、せめてあと一人はと思い、至急その一人の所の列に並びました。
で、その一人とは…
この続きはまた明日。そろそろ夜も更けて参りましたので、今日はこの辺りで。