ようこそ。
今日は朝から晴れていますが、台風が近付いているためか、蒸し暑いです。
台風は確実に近付いているようです。今週中頃には本州に上陸するらしいですが、例え上陸しても早く立ち去って欲しいです。
先日18日のイグ・ノーベル賞の授賞式で、物理学賞に北里大学の馬渕清資教授等4人が選ばれたのは昨日申し上げた通りですが、他には、犬が排便の際に地磁気の影響から南北方向に体を合わせると立証したチェコとドイツの研究者に生物学賞、ひどい絵を見た時の不快さの研究に美術学賞、保存処理した豚肉が鼻血を抑えるのに効果があるとした研究に医学賞がそれぞれ贈られました。
授賞式には、2005年に栄養学賞を受賞したドクター中松こと中松義郎さんも参加しました。「癌のため来年迄の余命と言われたが、癌に打ち勝つ食べ物を発明した。」と語っていたとか。ホンマかいな。
ホンマかいなと思うのは、平安京にあった貴族藤原良相邸宅跡で2011年に出土した9世紀後半の土器片に記されていた最古級平仮名が、最初の勅撰和歌集の古今和歌集にある「幾世しも」の歌とする新説。
この新説は、仏教大学の日本書道史が専門の南條佳代講師が21日迄に同大学の紀要に発表したもので、中心部の12文字を従来とは違ったものに判読しているそうです。「あ」と「ら」は現在の平仮名と同じ形と判断したそう。
読解はかなり難しいものだったそうで、「なかなか読めず嫌になった。」だって。
面白い事に、鎌倉時代の藤原定家・為家親子と、室町~戦国時代の公卿の三条西実隆も、「あの当時の平仮名は読みにくい。」と言っていたそうです。初期の平仮名は形が定まっていなかったからだそうな。それにしても、一体どうやって読んだのでしょうね?
さて、ぼちぼち、今年5月6日午後3時以降の岡方倶楽部の棟梁の所に戻りましょうか。