あの子はうまくバランスとれるみたいで
それが何故かすごく羨ましい

ないものねだりではない筈だ
ただ知ったような顔したら
捕まえられずに抜けてしまうさ

乖離した若さと自分をつなぎとめて貼り付けろ
振り切った青さを取り戻して超えろ
むなしい慟哭があたりをふさぐ
夜がいつものセンチメンタルを連れて来たんだ

あの人なんて忘れようと思い続けて
しかし思い出すと痛む左胸

ないものねだりではない筈だ
ただ知ったような顔したら
捕まえられずに抜けてしまうさ

剥離した心と体を
つなぎとめて退けろ
振り切ったその手を掴んだら離すな
せつない透明で視界がゆがむ
夜があの日のセンチメンタルを連れてきたんだ
幸せを演じることにつかれました
見栄はわたしには厚すぎた
肩と肩寄せ合っただけで
気持ちが通じるなんて思っちゃいない
けどその熱だけは真実だと思っていた
弁明しないで
これ以上は余計に疲れさせてしまう
傷つけ合うのに宙を舞う独り言
避けなくても解ってる
物わかりのいい人でいたい いつも

言葉や写真は置いてゆきます
ひとつの瑕疵も残したくはない
頬に手を滑り込ませただけで
互いの私意をはかることはできない
けどその手だけは永遠だとおもっていた
弁明しないで
これ以上は余計疲れてしまう
契約はもうとっくに切れているのだ
縋り付きたいのを堪えながら
賢く莫迦な女でいたい いつも

弁明しないで
これ以上は余計疲れてしまう
契約はもうとっくに切れているのだ
縋り付きたいのを堪えながら
物わかりのいい人でいた いつも
賢く莫迦な女でいたい いつも

曇り空のような目をして
猫背で歩いてるこの街は
ふっと目を離した隙に
わたしを突き放してしまう

しっかり踏みしめるような
コンクリートじゃあないし
金属のようなにぶい光を放つ
太陽もビルに遮られる

この場所にくらべたらわたしなんか
本当に本当に小さな存在で
くるくる巡る何かに
常に怯えてくらしているよ

なにか実績を残さないと
でもそのなにかって何?
ふっと足を止めた隙に
すぐなかったことになってしまう

足を止めてしまった人は
コンクリートにへたりこんで
ひたすら朝を待つふりをして
心にとじこもっている

この場所にくらべたらわたしなんか
本当に本当に小さな存在で
くるくる巡る何かに
常に怯えてくらしているの