あの子はうまくバランスとれるみたいで
それが何故かすごく羨ましい

ないものねだりではない筈だ
ただ知ったような顔したら
捕まえられずに抜けてしまうさ

乖離した若さと自分をつなぎとめて貼り付けろ
振り切った青さを取り戻して超えろ
むなしい慟哭があたりをふさぐ
夜がいつものセンチメンタルを連れて来たんだ

あの人なんて忘れようと思い続けて
しかし思い出すと痛む左胸

ないものねだりではない筈だ
ただ知ったような顔したら
捕まえられずに抜けてしまうさ

剥離した心と体を
つなぎとめて退けろ
振り切ったその手を掴んだら離すな
せつない透明で視界がゆがむ
夜があの日のセンチメンタルを連れてきたんだ