曇り空のような目をして
猫背で歩いてるこの街は
ふっと目を離した隙に
わたしを突き放してしまう

しっかり踏みしめるような
コンクリートじゃあないし
金属のようなにぶい光を放つ
太陽もビルに遮られる

この場所にくらべたらわたしなんか
本当に本当に小さな存在で
くるくる巡る何かに
常に怯えてくらしているよ

なにか実績を残さないと
でもそのなにかって何?
ふっと足を止めた隙に
すぐなかったことになってしまう

足を止めてしまった人は
コンクリートにへたりこんで
ひたすら朝を待つふりをして
心にとじこもっている

この場所にくらべたらわたしなんか
本当に本当に小さな存在で
くるくる巡る何かに
常に怯えてくらしているの