◎NGC3132

140APO ASI585 MCP  ダーク控除 強トリミング

OP e-Xtreme

 

左)2025年  1月10日

 (全体的に靄が掛かっていてニジミもあり)

 

  5秒✕500枚=2500秒 gain450

  ピントはキッチリ合わせています

  色のグラディエーションが失われています。

  全体的に白飛びしています。

 

  以前はよくAutoStakkertを使っていたのですが、

  ずい分と久しぶりでセレクトできず全数スタックになっています。  

 

右)2024年12月27日

  60秒×27枚=1620秒 Gain0

  ピントが甘い点を除けば、こちらの方がいいと思います。

 

◎NGC2899(Gum27)

 140APO ASI585 MCP  ダーク控除 (余白カット程度)

 30秒✕120枚(3600秒) gain450 

 

 これも撮影計画としては5秒程度×多数枚だったのですが、プレビューで見るとあまりにも暗かったので、30秒での撮影に切替えたところ。

 

 次回への課題は、

 ・ASI662 (非冷却)?

 ・EdgeHD800(L1400㎜ or L2000 ㎜)

 ・動画での撮影

 ・秒数/gainの最適値?

 

  

 昨日も午前4時過ぎまで起きていて、ほ座辺りの輝線星雲を狙ったのですが、靄があって像がハッキリせず

 

 6時ごろの彗星出現を待つか,,,と思い、iPadアプリで出現時間を確認しようとしたところ,,,

 アトラス彗星の名称である、C/2024 G3を入力しようとしたところ、2024を入れた時点で「一致する項目はありません」

 

 アレ?

 色々入れ直しましたが状況変わらず,,,

 あと2時間余り起きていないとダメなのと、疲れていたので今日は止めようか、、、、

 

 朝、不審に思って再度検索するも、表示されず

 iPadは2台あって、別の方で確認すると,,,何だあるじゃん。

 

 なんなんですかね?

 ステラリウムって更新作業しないとダメなのかな?

 日本からも続々、彗星観察のご報告

 

 彗星はこれから太陽の裏側を廻り込む体勢になるので、出現時刻は日々遅くなり日の出に重なり見にくくなりますが、明日は見よう,,,ということで、今朝になりました

 

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  水星は見えたけど彗星は見えず

 

 

 天文を再開したころ、KYOEI東京さんのスタッフさんとかシュミットの渡邊耕平さんから店頭でお話をお伺いし、天体カメラは「コントラストを付ける」ことが必要であり、UV/IRカットフィルタは最低限必要だとのことを聞き(教え込まれ)ました。

 

 屈折系だとアクロとかアポとか5枚玉とか,,,レンズを入れて特定波長でピントが合うようにするわけですが、可視光範囲以外ではそういう調整がされていないので、最近の近赤外で感度の強い天体カメラを使うと、赤外域でのピントのズレた光を拾ってしまい画像が白くボケることになる、というお説。

 だから一般カメラでもUV/IRカットフィルタが装着されているわけで、天体用カメラ化する場合にこのフィルターを取除くわけですよね、、、、と。

 

 ということで私は、ガイドスコープにもUV/IRカットフィルタを付ける派です

 ツイッターで見かけた投稿

 「フィルター有無比較」とのこと

 

 相違点として「恒星」と「ランニング星雲」があり、これはノーフィルターであればさまざまな波長の光がセンサーに入るので理解できる内容,,,

 Hαの場合「背景勾配ほぼ無いレベル」については私の知識では内容を理解できません

 

 気になるのは冒頭の背景知識に関連して、左側写真が赤外線で白くボケているハズなのに、それが見られないこと,,,

 

 ここで前提条件が違っていたのかな?という大きな疑念が思い浮かびました。

 

 屈折望遠鏡であれば色収差があり、レンズで補正されていない赤外域でボケるのでフィルターを入れるのは正解であり、一般の写真用カメラでも同様。

 

 では反射望遠鏡の場合も赤外域でボケるのか?

 可視光域で色収差が無いのであれば近赤外域でもないといってもよいのでは?

 となれば、敢えて近赤外域をカットする必要もないはず?

 

 私の場合、屈折系で望遠鏡群を揃えてきた背景があり、UV/IRカットフィルタはmustだったと思いますが、ニュートン系なら不要なのかもしれません。

 シュミットカセグレンだとどうなのか、、、この辺は依然として不明なところ。

 

 ちなみに上掲SNS投稿の写真の鏡筒の種類は不明ながら、過去投稿をみていくと50EDPHという記載があり、これだと屈折鏡筒になるんですよね。

 実際のところはどうなんでしょうね。

 

 

 

 140APO+0.8RD(785㎜ F5.6 ) ASI183 MCP 30分間

 なんか写り悪いなあと思ったわけです

 上記と同じ条件のシミレーションです 

 こちらは103APO+0.6RD(420㎜ F4.1) ASI585 MCP相当とした場合のシミレーション結果です。

 焦点距離を短くしたのでセンサーの小さなカメラとしています

 

 2枚のシミレーション結果を見ると、焦点距離が短くなっているので、一回り小さくなっていますが、上段はF5.6であり、下段は4.1

 ニコンイメージングの資料だと、F5.6とF4だと、露出時間は倍半分違います。

 

 冒頭の写真はトールの兜の30分露光バージョンですが、103APOで上記の設定であればおよそ1時間相当の露出になるわけです。

 

 現在、Gum天体を撮影中で昨晩時点で40天体の撮影を終えています。

 横並びで見たいと思い、条件を揃えていて、基本は冒頭に示した140APOの設定です。

 

 一回りした時点で最適に近い形で撮り直しを考えています。

 140APOで撮影時間を伸ばしたり、カメラを換えることはあるかもしれませんが、鏡筒は103APOを基本に考えた方が、撮影効率は上がりますね。

 

 

 

 

  

  このところ毎晩、深夜零時頃から朝方5時ごろまで、キャンベラ天文台のガムさんが取りまとめたGum Catalogによって天体を撮影しているところです。

 

 Gum1からGum85 までが示されていて、枝番を入れると全部で97天体が設定されています。基本的には銀河の中に見える赤い星雲、輝線星雲についてまとめたものです。

 

 同様のリストはパロマー天文台の写真をもとにしたSh2カタログがあります。これはパロマーがある北天で見られる天体を取りまとめたものなので、南天も含めた形のGum Catalogはパタヤに住む私にとってはありがたい道案内みたいなものとなっています。

 

 Gum Catalogの問題点、使いずらい点として、天体がどこにあるのか、よくわからないことです。一応解説したネット上のサイトがあり、それぞれのGum天体に含まれる星の番号が示されているので、多分ここだろうというような形で、探しているところです。

 

 というなか上掲の星図が出てきました。
 図中緑に示しているところが、水素分子が濃く集まったところ、すなわち分子雲があるところで、近くの星から紫外線等が出て赤い色で発色している場所(輝線星雲)や、星の爆発した残骸が爆速で移動しているところ(超新星残骸)です。

 

 これを見るとGum天体がどこにあるかが一目でわかります。
 この星図があればここ数日間、アレコレ苦労して天体の場所を探っていた労力が必要なかったものをと、もっと早く辿り着きたかった。

 

 

 

 Gum天体を引続き撮影しており、昼夜が逆転しているような生活を送っています

 

① 月面

 月撮影に用いたのは未明から日の出まで輝線星雲撮影に使っている140APO

 

 ASIAIRは便利で使っていますが、月撮影だとうまく使えていません。

 結局、導入追尾はASIAIRで行って、月が視野に入った段階でSharpCapに繋ぎ換えて、SER動画撮影。1000枚撮影しても数十秒で1セット終わります。

 処理はASIVideoStack,,,これは太陽撮影も含め手間いらずアプリです。

 

② 月面の双眼観望

 月面を撮影しているとやっぱり接眼鏡で見て見たくなり、出来れば懸案の双眼装置でとなります。

 昼間からいろいろと用意して、最初はSJ経緯台に載せましたが、重すぎるようで揺れかつ微動が動かないので、赤道儀に載せ替えています。

 

 今、月の出を待ちながらこの記事を書いていますが、赤道儀に載せた瞬間に揺れが消え、追尾系は問題ないにして、双眼は,,,

・左右接眼鏡が異なるため、覗くときの接眼鏡高さを合わせる必要があります  

・双眼装置は目幅調整が可能であり逆に私の目幅に合わせる必要があります

・装置全体が天頂ミラー位置で回転するので目のラインに合わせる必要もあります

 

 合わせて反射神経というか本能的な自己適用性,,,ですかね。

 上記条件が合わないと、カラダの方で合わせようとしてしまい、,,,顔を動かしたり目が無理やりに合焦しようとしたり,,,と。

 少なくとも金星だと視野に二つの金星が見えるところまではいきましたが、一つになりませんでした、、、月ではどうなるでしょう?

+++追記

 月の出を待って双眼観望

 試行錯誤した結果、左右の目を交互に閉じても視野の同じ位置に月が見えるようになり、両眼で見てもずれをほぼ感じない状態になりました。

 

 しかも立体に見える,,,でも問題が一つ,,,クレーターが飛び出て見えます。

 凹ではなく凸に見えます,,,意識の問題なのかな?

 

 

③アトラス彗星

 1月7日午前6時、東の方向です。

 実は東の位置は粗々把握していますが、彗星の出てくる位置がひょっとして右に見えるビルに重なっているのでは?という疑念を持ちつつ見ていました。

 

 先ほど確認すると火星の方向で東がわかりましたが、彗星の出の位置がギリギリ右のビルに掛かるかな?

 ここは北東方向正面の場所ですが、南東方向正面の場所に移動するとシリウスとカノープスが見え、右のビルは見えるものの彗星出現位置とは被らないだろう、、、と。

 

 8日朝は後述の場所で彗星の出を待ちます。

 

 記事は朝8時予約投稿なので、彗星が見えれば記事を追加しますけども,,,さて

 

 明け方6時の空

 南十字とケンタウルス座のαケンタウリとハダルが並んで見えます。

 

 ああそうか、そろそろプロキシマケンタウリを見る準備をしないと,,,

 プロキシマケンタウリは「ケンタウルス座の最も近い星」というラテン語で、太陽系から最も近い恒星です。

 見かけ光度は11.1等級

 赤色矮星

 オレンジ色の丸はたどっていくときの目印となるOCI916散開星団

 矢印は多分この辺り,,,というもの

 手持ちのObserver's Sky Atlasで調べた位置です。

 プロキシマケンタウリは年間3.85秒角移動しているとのことで、上記星図が何年段階の位置なのか不明なので、だいたい矢印の辺りという事しか現時点でわかりません。ちなみにステラリウムだとプロキシマケンタウリは検索できません。

 

 ともあれ、上図赤枠は103APO+0.6RD(L=420㎜)の画角であり、まずは写真を撮ってみるのでしょうね、、、

 

 昨晩は午前零時起床、後始末は午前6時,,,

 一天体30分、30秒✕60回で設定して、

 Gum天体を一通り撮影してみようとしています

 とはいえ季節の巡り合わせもありますので、枝番含め97天体あるGum天体のうち

 半分の50程度かな、、、

 

 上記の時間設定だと一晩当たり6~8天体程度可能であり、

 昨晩完了時点で25天体を撮影済み。

 

 一通り撮影してみて、面白そうな天体は30分を1時間とかそれ以上の露出にしたり

 焦点距離/カメラを換えて拡大するなどしたいと思っています

 

 撮影条件

 140APO +0.8RD(焦点距離785㎜程度) ASIAIR183MCP

 OP e-Xtremeフィルター gain270 30秒✕60枚(一定) フラット/ダーク

 ASIAIRアプリによるコンポジット

 Gum27 NGC2899 惑星状星雲

 これなどはラッキーイメージング、カメラ変更など撮り直し候補ですね

 Gum26 ESO 212-6 HⅡ領域,,,輝線星雲

 事前調査では割とくっきり写りそうな対象でした

 もうちょっと露出を伸ばしてみたいです。

 Gum13 the supernova remnant Puppis A (SNR 260.4-03.4)

 とも座の超新星残骸 とも座Aです これも撮り直し

 

  直径約10光年の超新星残骸。

  約3700年前に「発生」(即ち、地球から見られた)

  「宇宙のキャノンボール」とも呼ばれ500万km/hもの速度で移動する高速中星

  RX J0822-4300 や とも座X-1と呼ばれる全天で最も明るいX線源の一つも内在

 

 

 

 

 

 

 

 

 Gum Catalogで検索すると出てくるサイトです。

 Gum天体がどこにあるのか、、、ということでCoordinatesを見ると見慣れぬ数字。

 

 このGum Catalogの対象は銀河方向に見える輝線星雲を取りまとめたという主旨であるからか、天体座標は銀河座標で示されています。非常に使いずらいわけです。

 

 しょうがないなあということで、EXCELで枝番含め97天体を表化しました。

 最初は銀河座標を赤道座標に換えるのが趣旨で、変換サイトを利用して赤緯赤経を貼って上表を作り始めましたが、実際に使用してみるとタブレット版のステラリウムだと赤道座標がわかっても実際にその天体が画面上のどこにあるかわかりません

 手当たり次第に星をクリックして座標を辿っていくくらいしかできません。

 

 ということで、冒頭のサイトから赤い星雲のもととなっている恒星のHD番号やSh2とかNGC番号を拾っていきました。

 タブレット版ステラリウムだとHD番号で検索できるので、これを使うべきだと,,,

 

 結局、所属星座で大まかな位置を把握して、表の中の「検索ワード」を使ってGum天体の在りかを辿っているところです。

 実際の導入手順は、

 ① 検索ワードを用いて、タブレット版ステラリムで関連天体を検索し、

 Gum天体の印影を探す

 ② 上記①画面を参照しながら、ASIAIRの星図検索画面でGum天体の画像を探す

 ③ 探し当てたGum天体の印影をタッチして導入,,,

 という手順です。

 

 幸いなことにステラリウムもASIAIRも、星図上でGum天体の印影が出てきます

 ,,,ただしこの手法だとタブレットが2面必要になります

 

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 ちなみに枝番含めたGum天体97を分類すると

 ① Gum1からGum25?まではいっかくじゅう座からのほ座の星雲(一部)で、

  日本でも観望可能と思われます

 

 ②Gum25?からケンタウルス座Gum48辺りまでが、

  パタヤなら観望可能(日本では無理?)だろうという南天の星雲、、、

  一部、Gum47ははえ座のNGC5189でパタヤでも南中高度11°というもので

  パタヤでもギリギリどうかな、、、という感じです。

 

 ③Gum49のCoffee Bean Nebulaから最後Gum85が日本で可視?

  ただし、Coffee Bean Nebulaとかコーヒー豆星雲で検索しても日本語記事がヒットしないから、日本だと見えないのかな?

 

  じょうぎ座さいだん座さそり座いて座へびつかい座へび座たて座にある星雲

 

  南北に長い日本列島ですが、南天の星雲を集めたとしているGum天体も、

  意外と多く、日本で観られるのではないかと思います。

 

 

 

 キャンベラ天文台のガムさんが1955年に発表した星雲リストをExcelにまとめ直し、操作用と検索用のIpad2台使えば天体を導入できるところまで整備し終えました。

 

 午前零時半起床で午前5時までGumカタログから6つの天体を観望。

 機材を入れ替えたため、いつものように最初のセッティングで手間取り、1天体30分露光なので8天体くらいは観望できるはずが6天体のみ。

 チェックリスト作って指差し確認しようか悩んでいるところです。

 

 以下、140APO+0.8RD(L=760㎜) ASI183 MCP OP e-Xtreme

 gain270 30秒✕60枚 ASIAIRアプリ トリミング無し

 Gum11番 NGC2579  とも座   

 銀河系外縁部にある非常に遠い2つの電離発光領域だそうです

 最初の30秒露出でIpad画面に出てきた時から、非常に鮮やかに形が見えました。
 遠いから小さいわけですが、小さいわりに赤色が濃くさぞかし強力な紫外線を浴びて水素が電離して光っているのだろうなあと思います。

 こちらはGum10番 とも座


 非常に大きな淡い天体です。
 

 これでも今朝見た天体の中では、はっきりと写っている方です。
 雲が出ていましたので、雲を通してよく写ったものと思っています。