昨夕は低空の雲に邪魔されてアトラス彗星は不発

 午後8時前には寝つき、夜のベランダ観望に望みをつなぎます

 

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EdgeHD800 0.8RD ASI183MCP OP e-Xtreme

-10℃ gain270 60秒✕30枚

 全般的にすっきり晴れず、仰角が低いエリアだと導入もできませんでした

 仰角50度超えで自動導入が可能でしたが、マスクを使ってもピントが良いのか悪いのか不明,,,みたいな状況

 

 結果、

 ASIDeepStackだとコンポジットできなかったため、ステライメージLiteで合成

 

 とりあえず午前1時から4時半ごろまで観望した,,,という証拠という程度のもの

とも座散開星団+輝線星雲 M46

 

とも座散開星団+輝線星雲 NGC2467

 

 午前7時

 パタヤ湾上

 

 1月14日

 パタヤ日没時間 18時09分

 この時のC/2024 G3(アトラス彗星)の高度は4度

 アトラス彗星の没時間 18時31分

 どうなんでしょう。

 パタヤはタイランド湾の中にあるので、100㎞先の対岸もタイ。

 だいたい、低く雲があるので簡単に見えるとは思いませんが、、、

 

   上掲写真は1/13の夕方時点のもの

 この時点で彗星云々は全く頭になく、偶然撮影したものです。

 ステラリウムだと日没点のちょっと右上方に彗星があるはずです。

 

 少なくとも早朝東天にあるアトラス彗星よりは楽な観望になります

 

 自宅ベランダで機材を設置して見ることが出来るので、

 双眼鏡を第一に、屈折+経緯台、鳥用カメラの3本立てで観たいと思います。

 

 太陽を望遠鏡で見る恐れがあるので望遠鏡の出馬は日没後

 双眼鏡での掃天はちょっと早めから、、

 望遠鏡はSVのΦ102

 アイピースはセレストロンのオマケ40㎜プロセール(18倍)の予定

 夕方、いつものように薄い雲が棚引いていてはっきりしない空。

 これだと午前零時頃までは絶望的なので、今日も早く寝て夜半に備えたいと思います,,,

   薄雲が曇りになり、最後の最後4時過ぎにベランダ庇から出た満月

 惑星状星雲の設定なので月の全景は入らず、最後、ASI2600を持ち出して辛うじて全景を納めて今日の一枚。

 

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 拙宅南西方向に面していて、コンドミニアムの裏側列に行くと北東方向に面しています。無理なく見られるのがこの2面で、別途5分ほど歩くと駐車場では天頂付近のみが見られるという状況。

 いろいろ検討すると北西方向及び南東方向も見ることは見られます。

 

 現時点で機材の関係で惑星状星雲を見ていますが、北西方向に漏れが多く上記の新しい観望場所を開発しようとしているところです。

 

 1月中に日本一時帰国を予定していて、主として系外銀河をテーマにした機材を幾つか持帰るので、1月下旬からは銀河も観望対象に加えていこうとしています。

 午後8時半の段階で、北東方向はまだ系外銀河の時間ではなさそうです

 わずか北極星右側におおぐま座が見ていている程度

 

 午前零時半の状況

 りょうけん、かみのけ、おとめ,,,春の銀河祭り会場ですね

 今はこの時間帯だと自宅ベランダから子午線付近の惑星状星雲を見ていますが、1月後半からは北天ベランダに出張するようになると思います

 この時間帯だと、系外銀河はベランダ庇に掛かってしまいます。

 逆に南天自宅ベランダの方で天の川銀河or惑星状星雲が見えているので、赤道儀2台体制で頑張るんでしょうか。

  NGC3132、ほ座惑星状星雲 Eight-Burst Nebula、南のリング星雲

を題材に種々検討 

 

以下共通

EdegeHD800 0.6倍RD(L1420前後) 

ASI535MCP OP L-eXtremeフィルター 

gain 450 −10℃ ダーク/フラット等なし

単ファイル撮影はASIAIRのAutorun

動画撮影はSharpCap4.1にてSER動画化

 

コンポジット作業

・常用しているASIDeepStackでは、多数枚のコンポジット合成が作動せず、ステライメージLiteを使用してコンポジット合成で行う

・動画はASIVideoStackにてコンポジット合成を行う なお良像選択率は50%

 

① 総露光時間をほぼ一定にしてコンポジットした画像を比較する

  5秒✕100枚

10秒✕50枚

30秒✕20枚

 結果)

・総露光時間を合わせれば仕上がり画像は明確には変わらない。

・多数枚重ねればカメラ起動ノイズがより多くの乗るはずだが影響不明。

 

 本来、1枚ごとの秒数を短くして枚数を多く撮影する手法は、大気の揺らぎ等で像が悪化したものを削除して良像のみをコンポジットしていかないと画像改良にはならないので、ここでの検討はあくまでも途中過程。

 

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 SER動画形式で撮影した画像を用いて良像率の比較を行う

 bin1 Capture Area=1920x1200 RAW16 Gain400 露出3.04秒

 上記以外は冒頭の条件で、計742枚の画像を、100%採用、75%採用、50%採用で画像を比較する。

100%採用

75%採用

50%採用

 ざっくり見て100と50だと50の方が幾らかハッキリしているかな、、、?

 当日はまんべんなく靄がかかっているような状況でした。

 雲が通過するみたいなイベントはなかったのであまり差が出ないのでしょうか?

 

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 binの違いによる影響

 binの設定は規定値で1ですがこれを2とか4にすると隣接画素が統合され画像は明るくなり画像バイト数は減少します。

 仕様素材はSER動画で記録したものでbin1とbin2の比較

 bin1データは上掲のもの。

 bin2データは総枚数601枚で、これ以外はbin1と同じ。共に50%採用画像です

bin1(前掲と同じ)

bin2

 bin2だと星が肥大しています

 (天体導入時にbin2を使用しますがおおむねこんな感じに星が太ります)

 bin2はbin1の1/4のデータボリュームに減少します

 

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 上記結果はあくまでも一晩の結果なので、これでどうこう決め打ちすることはできません。

 今後の検討(一部実施中)としては、

 ・ASI662MCでの検証

 ・露光時間2秒あるいは1秒/枚での検証

 ・違う天体で同様の検証

 など。

 

 撮影枚数が増えるとハンドリングが面倒になるので動画で撮影/画像処理していくことを考えています。

 今回、以下の作業は動画で記録、画像処理しました。

・SharpCapでの動画(SER)での記録は簡易だった

・動画をASIVideoStackで処理したが多数枚処理に比べ数分の一の時間で処理できた

 

 

 

 昼間に整備したターレット接眼部をくるくる回して、月観望。

 

 とにかく準備時間がかかりません。
 1回目に三脚+架台を持ち出し、2回目で主鏡を持ってきてカパッと横から嵌めこむだけ。

 

 望遠鏡の後ろに立って月と主鏡の方向を合わせ、ファインダーを覗きながらグーッと望遠鏡の角度を上げていくとスパっと入り、ファインダーの十字線に月を合わせれば各接眼鏡に月が入っています。

 

 ピント調整もタイムラグのある天体カメラとは違い、ピントノブを回していけば5秒くらい,,,でしょうか、スーッときれいな月の像が見えます,,,ここまでで数分。

 なるべく観た月に近づけたいですが、やっぱりナマがいいです。
 透明感みたいなものが写真だと再現されません。

 

 色はここではちょっと黄色を加えています。
 実際にはクレータはグレイなんですが、クレータのエッジなどは黄色く輝いています。

 

 4つの接眼部を交換してみていますが、それぞれ個性があります。
 25㎜(28 倍)だと全景がこじんまりとして入り、眩しくフィルターが必要
 13㎜(54倍)が余白に若干の余裕がありながら全景が見え全景ならこれがいいようです
 10㎜(70倍)は接眼鏡として一番背が低く他の3本の合間に埋もれるため
 顎が当たるような態勢になります。今後は25㎜を抜いて他との干渉を防げばいいのかも。

 

 5㎜(140倍)、今回の失敗は経緯台を持ち出したこと。
 結局、三脚と主鏡は1度に持ち出せないので、2回は往復しなければならず、1度は架台と三脚の運搬に割り振れば、赤道儀を持ち出した方ががっしりしてよかったのだろうなあ、、、
 5㎜は一番倍率が高いわけですが、それゆえ風の影響が顕著で、グラグラ揺れっぱなし。
 多分、赤道儀ならこんなに揺れることはないのだろうなあ、、、

 

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 欠け際のクレータを見ると、クレータ内平原の起伏が見えてものすごい

 写真じゃあ絶対に無理。やっぱり月面は眼視ですね、、、

 

 

 

    日暮れ後、午後7時前の金星を手動導入してピント調整とファインダーの芯合わせ

 

 ファインダーの是非というか、いるいらない、使う使わないが話題になりますが、私は付けられる状況であればファインダーは装着します。

 

 例えば夕方の仕事始めの際、宵の明星を自動導入できないときにいち早く金星導入して観望準備できますし、月は自動導入できない場合が多く、gotoで近くに寄せてから手動で視野に入れます。

 

 ともあれ金星で準備を完了しても雲が棚引いていて見えるのは金星のみという状況なので、早めに就寝して午前零時半起床 

  これは今朝4時過ぎの空模様ですが、終夜、薄い雲が棚引いているという状況。

 

 設定は、

 EdgeHD800+0.8倍RD(L=1400㎜)

 ASI585MCP+OP L-eXtreme

 

① 1400㎜設定で、画角の狭いASI585MCPで自動導入できるか?

 低空域ではbin2で自動導入できませんでしたが、空暗めの仰角60°程度のシリウスを導入すると問題なく入れられました。

 たまさか雲が薄い領域だったのか?

 昨晩、ストレスなく導入できたのはこのシリウスのみ

 言えることとして、画角が広ければ導入は確実に楽にできるので、この585センサーで行うかどうかは別として、惑星カメラの場合には画角の広いカメラで自動導入した後に、カメラを切り替える算段を考える必要がありそうです。

 

   もちろん前提として、自動導入が出来ない空模様で写真を撮るのか?という議論はあります。

 

② 惑星状星雲 NGC3132(南のリング星雲  Caldwell 74) 

  従前の140APO(L980)に比べると一回り大きく見えます。

 F値は同じくF7.0。

 2秒設定で500枚撮影 ステライメージ処理の1枚モノ

 

 ・ASIAIRで処理したところ「星が少なすぎてスタックできません」表示

  真っ暗な合成画面しか表示されません。

 ・ステライメージで莫大な時間を掛けて作業させましたが、これも真っ暗画面

  ,,,1枚1枚は上掲のようにちょっと露出少なめですが形は見えています

 ・SharpCapに繋ぎ換えてSER動画撮影しようとしたところ画面真っ暗。

  オートストレッチが効かずとりあえず画面真っ暗なまま録画しましたが、

  これまた合成画面も真っ暗

 

③ その他、球状星団等に挑みましたが、多分雲なんでしょう、、、ハッキリしません

 

④ 月もね、、、

 

 午前4時すぎ、SharpCapに繋ぎ換えてSER動画撮影

 パタヤ湾に沈みかけの月なので1000枚50%良像合成ですがはっきりしません。

 

 ちなみにケーブルの繋ぎ換えが面倒なのでamazonでUSB切り替え器をポチリ

 うまくいけばASIAIRとSharpCapがボタン一つで切り替え可能

 

 

 EdgeHD800の本来の焦点距離は2000㎜であり、この焦点距離での写真撮影システムについての考察

 

① EdgeHD800にはL2000 に対応した接眼部の構造としてビジュアルパックというものが同梱されていて、これはΦ31.7㎜の天頂ミラーを接続させて観望をするというもの、、、名前の通りビジュアルに特化したもの。

② 鏡筒端でΦ42㎜で接続するためにはTアダプターが別途必要で、現時点で次回日本帰国で持ち帰るよう手配中。

 光路長は60㎜。

A案 ターレットを挿入して接続部でカメラを切り替えられるようにする

B案 端部でΦ31.7㎜接続にして、カメラを簡便な形で交換できるようにする

C案 Φ42㎜のねじ込み接続にして、強固な接続を目指す

 ビジュアルパックでの追加延長筒はΦ31.7の延長筒となるので、ケラレル可能性があります。

 

 ターレットは本件のために購入したものですが、寸法的に入らないようです。

 ここで規定長ありますが、Youtube動画から拾ったもので、正規にセレストロンがこの位置でないと合焦しないとしている資料はまだ確認できていません。

 レデューサーのバックフォーカスとは異なるので、厳密に合わせる必要はないと思いますが、SCTのピント調整幅はドローチューブ形式よりは明らかに小さそうなので、「だいたい守る」必要はありそうです。計算ではセンサー位置が20㎜近く外側に出てしまうので、まあダメでしょう、、、という感触。

 

 今回、L2000での写真撮影の対象は惑星状星雲です。

 拡大率が欲しいところなので、センササイズの小さなカメラを使用する予定です。

 反面、小型カメラで自動導入が可能かどうか?ということが最大の懸念事項です

 小型カメラとして冷却の最小サイズとするか、非冷却のいわゆる惑星カメラにするかにもよりますが、感触としてASI585MCPでも難しそうだな、、、と思っています。

 センサー大きめのカメラで惑星状星雲を自動導入し、カメラを抜き取って小センサーカメラと取り換えるというというのが現時点で試してみたい形式になります。

 

 なお、カメラ側のバックフォーカスを17.5㎜としています。

 非冷却カメラだと12.5㎜が標準になりますが、ピント位置を動かしたくないので、5㎜の延長筒をカメラとスリーブの間に入れて光路長を合わせる算段をしています。

 

 

 

 

 

  昨晩は今年初めてのEdgeHD800。

 金星はギラギラしているものの、南天だと2等星も目視出来ない程度の空。

 でもこの時期の夕方のパタヤとしては当たり前といえば当たり前。

 とりあえず午前零時起床予定で就寝。

 

 午前零時、西に月が出ているものの南西方向に向けて作業スタート。

 全然天体導入できません。

  ・ピントはあっています,,,ただし星は少ない。

  ・ASIAIR上での焦点距離入力もあっている。

 

 薄く雲が覆っているためとカメラの写野が狭く位置を同定するための星が少ないからだろう、、、と一人合点。

 月を手動導入。

 ティコクレータにはピントが合っていそう

 今から思うと周辺がぼやけているのですが、気がつきませんでした

 焦点距離1420㎜で惑星状星雲を撮る設定なので、カメラはセンサーサイズの小さな冷却カメラASI58 MCPでありM42を撮ってもトラペジウム辺りを狙うのみ

 この時は4つの星の集まりが撮れてうれしかったのですが、よく見ると星の右手に「尾」が出ています,,,

 

 その後、馬頭とか燃える木も撮ったのですが、写真成果をコンポジットしようとしたところSIもASIAIRも合成を拒否,,,

 まずは基本に戻ってとバックフォーカス長を確認したところ105㎜のところが134㎜となっていて、レデューサー不使用の場合の長さになっていました、、、

 

 バックフォーカスの延長リングなんてめったに触ることないのと、「前回はこれで観たはず」という思い込みで簡単な確認を怠りました,,,

 

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 ちなみにレデューサーのバックフォーカスを延ばす方向にすると倍率は小さくなる,,,すなわち0.8倍が0.7倍、0.6倍になるようです。

 これによりASIAIRに正規の焦点距離を入力していても、画角はより小さい焦点距離を反映したものとなっていて、ASIAIRが写っている星から位置を特定しようとしても、検出できない状況になることが予測されます。

 冒頭、星が導入できなかったのはこれに寄るのかと思います。

 2㎞先、パタヤヒルのコンドミニアムで合焦。

 ファインダー芯も主鏡と一致させました。

 

 これで今晩は大丈夫でしょう、、、

 

 今、キャンベラ天文台のガムさんが取りまとめたGum Catalogに従って天体をみているところですが、中で一番難易度が高いと思われるのが「はえ座Gum47番」。

 

 別称NGC5189。パタヤでの南中高度は11°。

 ビルとの関係がどうなるか調べてみようと思ったのが下記資料。

 ほとんど星が見えませんね

 いつもだと肉眼で見えなくても写真に撮ると「ああこんなに星があったのだ」と思うくらいなんですが、このところ靄が出て空に透明度がありません。

 

 でも拡大すると2等星くらいまでは位置が確認できたので,,,

 およそこんな感じ。

   毎日おおむね午前5時くらいが「仕事終わり」

 ケンタウルス座のαケンタウリとハダルが二つ並んでいて、

 ちょうど南十字が南中している頃です。

 

 はえ座の大部分はビルよりも下の位置になりますが、「はえ座Gum47番天体」の南中高度は11度なので、かつかつビルに掛かるかどうかという高さのようです。

 ただし天体は円周運動するので、いずれにしてもビル間にある時に狙うしかなさそうです。

 

 改めてGum47=NGC5189をしらべるとゴージャスな天体ですね、、、

 これは狙うしかない。

 

 

 

◎NGC3132

140APO ASI585 MCP  ダーク控除 強トリミング

OP e-Xtreme

 

左)2025年  1月10日

 (全体的に靄が掛かっていてニジミもあり)

 

  5秒✕500枚=2500秒 gain450

  ピントはキッチリ合わせています

  色のグラディエーションが失われています。

  全体的に白飛びしています。

 

  以前はよくAutoStakkertを使っていたのですが、

  ずい分と久しぶりでセレクトできず全数スタックになっています。  

 

右)2024年12月27日

  60秒×27枚=1620秒 Gain0

  ピントが甘い点を除けば、こちらの方がいいと思います。

 

◎NGC2899(Gum27)

 140APO ASI585 MCP  ダーク控除 (余白カット程度)

 30秒✕120枚(3600秒) gain450 

 

 これも撮影計画としては5秒程度×多数枚だったのですが、プレビューで見るとあまりにも暗かったので、30秒での撮影に切替えたところ。

 

 次回への課題は、

 ・ASI662 (非冷却)?

 ・EdgeHD800(L1400㎜ or L2000 ㎜)

 ・動画での撮影

 ・秒数/gainの最適値?