NGC3132、ほ座惑星状星雲 Eight-Burst Nebula、南のリング星雲
を題材に種々検討
以下共通
EdegeHD800 0.6倍RD(L1420前後)
ASI535MCP OP L-eXtremeフィルター
gain 450 −10℃ ダーク/フラット等なし
単ファイル撮影はASIAIRのAutorun
動画撮影はSharpCap4.1にてSER動画化
コンポジット作業
・常用しているASIDeepStackでは、多数枚のコンポジット合成が作動せず、ステライメージLiteを使用してコンポジット合成で行う
・動画はASIVideoStackにてコンポジット合成を行う なお良像選択率は50%
① 総露光時間をほぼ一定にしてコンポジットした画像を比較する

5秒✕100枚

10秒✕50枚

30秒✕20枚
結果)
・総露光時間を合わせれば仕上がり画像は明確には変わらない。
・多数枚重ねればカメラ起動ノイズがより多くの乗るはずだが影響不明。
本来、1枚ごとの秒数を短くして枚数を多く撮影する手法は、大気の揺らぎ等で像が悪化したものを削除して良像のみをコンポジットしていかないと画像改良にはならないので、ここでの検討はあくまでも途中過程。
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SER動画形式で撮影した画像を用いて良像率の比較を行う
bin1 Capture Area=1920x1200 RAW16 Gain400 露出3.04秒
上記以外は冒頭の条件で、計742枚の画像を、100%採用、75%採用、50%採用で画像を比較する。

100%採用

75%採用

50%採用
ざっくり見て100と50だと50の方が幾らかハッキリしているかな、、、?
当日はまんべんなく靄がかかっているような状況でした。
雲が通過するみたいなイベントはなかったのであまり差が出ないのでしょうか?
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binの違いによる影響
binの設定は規定値で1ですがこれを2とか4にすると隣接画素が統合され画像は明るくなり画像バイト数は減少します。
仕様素材はSER動画で記録したものでbin1とbin2の比較
bin1データは上掲のもの。
bin2データは総枚数601枚で、これ以外はbin1と同じ。共に50%採用画像です

bin1(前掲と同じ)

bin2
bin2だと星が肥大しています
(天体導入時にbin2を使用しますがおおむねこんな感じに星が太ります)
bin2はbin1の1/4のデータボリュームに減少します
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上記結果はあくまでも一晩の結果なので、これでどうこう決め打ちすることはできません。
今後の検討(一部実施中)としては、
・ASI662MCでの検証
・露光時間2秒あるいは1秒/枚での検証
・違う天体で同様の検証
など。
撮影枚数が増えるとハンドリングが面倒になるので動画で撮影/画像処理していくことを考えています。
今回、以下の作業は動画で記録、画像処理しました。
・SharpCapでの動画(SER)での記録は簡易だった
・動画をASIVideoStackで処理したが多数枚処理に比べ数分の一の時間で処理できた