SPACE SURF BLOG ~風の便り~ -9ページ目

Spain バスク


バスクと言っても 今は国境があり Spain側とFrance側に 少し違いを感じられました。

Spain側はどちらかと言えば大阪

みんな元気で大らかで笑いが絶えない感じ。

France側は湘南や東京みたく クールで言葉よりも魅せると言った何か洗練されたモノを感じられました。

と言っても 僕らが旅したのは、海沿いのバスク。山側のバスクの事は全然分からないのですが…。

Spainには世界に誇るスーパーレフト【ムンダカ】やロングボードの世界大会が開催される【サラウス】があり、変化に富んだピレネー湾の地形がいろんな種類の波を起こし、旅する僕らを迎えてくれました。


ムンダカでは波には恵まれませんでしたが、その変わりBarで皆でピンチョ(バスク料理)を食べ、酒を飲み街並みやロケーションを散策。

 遠足の様な不思議な旅でした。

 移動した近くのポイントではバッチリ波に当たり皆も大満足。


サラウスではキャンプ生活を体験。(家族揃っての初テント宿泊)


【Goodpeple】というサーフショップでライブを開催してくれ、地元の人達が沢山集まってくれて交流を重ね、盛り上がった一行はそのまま夜の豪華なBBQ大会へ。
 
言葉を超えていく音楽や波乗りのセッションがとても記憶に残っています。


帰り道、海の見渡せる丘でSpaceSurfをやっていた時、 ローカルのパブロがそれを見て即興で唄ってくれたバスクの歌。
ラップの起源とも言われる独特の歌いまわしは、どことなく演歌の様。


 何を歌ってくれていたのかは定かではありませんが

僕の耳と心には

鳥の様な自由な心

 そんな事を歌ってくれた気がします。


朝6時から夜10時まで明るいこの時期のバスク。まるで1日が2日分に感じる位の日の長さ。

沢山日に当たり
波にも当たり

珍道中の旅はまだまだ続いて行くのでした。

サンセバスチャン 古き街並み

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魔女の宅急便の世界

ディズニーランドのほんまもん。

この街を中心に旅は始まりました。

Basque 文化と歴史 Jahpang


約3週間のBasqueトリップから帰ってきました。

スペインとフランスにまたがる 今はなき未来の国 バスク。
事情は深くは知り得ませんが、ようは過去に存在して、戦争や政治的にも今は認められていない 昔から未来へと続く国。
そこは笑顔に溢れ 緑に溢れ 歴史が深く 皆が上手く共存していいました。
 例えるならば

大阪のみんなの元気に、京都の古きよき街並みが並び、そこに湘南の様なビーチカルチャーが共存している感じ。

少し車で走れば静岡の様な誰もいなくて最高な波も沢山見られました。

僕らは、スペインにあるサンセバスチャンという街に滞在して【SurfFilmFestival】で作品を上映したり、バスク各地のアンテナスポットをバンド【Hotspot's】と一緒に巡らせてもらいました。

 

夢を描き
そこに向かった2年間。

想像以上の世界が僕を刺激してくれたこと。

そして
波も 人も 街並みも
僕の描いた世界をはるかに超えていたこと。

 一緒に連れて行った2歳の娘の記憶には、微かなものしか残らないのかもしれませんが

 記憶より深い場所に 温かいこの旅がそっと刻みこまれていることを願います。

 僕自身がそうである様に。


今は出会った全てに感謝の心でいっぱいです。

少しずつ 旅のエピソードを振り返りながら

目の前に迫る2012の夏を思い切り走ろうと思います。

旅の仲間達
Willie
Kazz
Keison
さも庵
56 に星蘭

そして夢の旅をエスコートしてくれた 蔵人クンアケミちゃんにサンゴ。

皆がいなければ この旅は、こんなに色濃くなりませんでした。
本当にありがとう!

今日もやってくよ。