縄文文化 | 3秒~3分で読む超短編小説とお気楽メモ

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<題名>とタイトルを書いているのは、短編小説です。他のものは、日記訓練です。去年はよくサボった。今年はサボらないならすごいが、続くとも限らない…?

クリがたくさんある。
近くの里山で採れたクリだから、たいていは、親指の先ていどで小さい。
ゆでてあるから、あとはひたすら、食べるだけだ。
ナイフで真っ二つにし、スプーンですくって食べるのがそれなりに早いが、落花生を食べるよりも手間がかかる。
その昔、縄文時代は、クリが主食だった。
そのころの裕福な家庭では、大きなクリをたべ、貧乏な家庭では、コレぐらい小さなクリを細々と食べていたにちがいない。
食べるのに手間がかかるから、一日は、忙しかっただろう。
そうやって、何千年かがすぎ、とうとう弥生人がやってきた。
彼らは、米を主食とするから、おにぎりをパクつきながらやってきたのだ。
短時間に、腹いっぱい食べることのできた弥生人は、めんどうなクリを食っている縄文人よりも、体格の面で勝り、時間のユトリもたっぷりあるという特徴があった。
本当は、腹いっぱい食べたい縄文人は次第に、弥生人的な生活を取り入れ、米を食べるようになり、クリを主食とした縄文時代が終わったのである…
…というような、ことを考えながら、クリとまだ、格闘中なのである。
縄文時代は続いているのだ。