👇ミカン科➊(Citrus分類番号51~100)の宇宙猫の珍しい果物図鑑ニャ🍓🍈🍇
🍎宇宙猫の果物図鑑➡リソーポメロ(学名Citrus rissoi)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のシトロン区(🍊分類番号51)で、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡アダジャミー(Ada-jamir)(学名Citrus assamensis Dutta et Bhatt.)は
ミカン科で、インドのアッサム州とバングラデシュ原産で、地元では果樹として栽培で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のシトロン区(🍊分類番号52)で、
別名は『ジンジャーライム』や『阿达』や『雅米』や
『アダジャミル/アダジャミー(Ada-jamir)』で、
果実は縦長の楕円形の球体で表面はなめらかに見えるモノで、果肉は緑がかった黄色で、
果汁から生姜やユーカリを思わせる香りを持つ非常に酸っぱいジュースが得られます。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ハシュクリー(Hash-khuli)(学名Citrus duttae Tanaka)は
ミカン科で、原産地不明で、別名は『哈许』や『苦利』で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のシトロン区(🍊分類番号53)で、
Microcitrus australasicaとCitrus aurantifolia(普通のライム)の雑種とされてるが、
果実はフィンガーライムに類似だが緑と黄色しか写真は見当たらなく
中身はゼリーのようにつまってる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ガルガルラージ(学名Citrus macrolimon Tanaka)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のシトロン区(🍊分類番号54)で、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡サーバティ(学名Citrus sarbati)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のシトロン区(🍊分類番号55)で、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ブンタン(文旦)(学名Citrus grandis(Citrus maxima))は
ミカン科で、インド東部原産で、東南アジア(マレー半島)分布で、日本でも栽培で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号56)で、
別名は『ポメロ(Pomelo)』や『ザボン』で、
マンダリンオレンジ(学名C. reticulata)やシトロン(学名C. medica)などと並ぶ
ミカン属(Citrus)の交雑種ではない真正の種の一つだそうだが
自然交雑・人為的交配により色々な品種を生み出しており
グレープフルーツ・ナツミカン・ハッサクなどはブンタンの流れを汲んでいる。
あとブンタンそのものも品種が多く西日本(特に高知・熊本・鹿児島)では
色々なブンタンが栽培されている食用果実で、花は初夏で冬に実は熟するが、
別名は『ザボン(朱欒、香欒、謝文)㊟標準和名』だが、『ボンタン』や『ジャボン』や
『ポメロ(Pomelo)』や『シャドック(shaddock)』や『ส้มโอ(ソム・オー) 』で、
テルグ語は『チャイナ・パンパラ・パナサ China pampara panasa (చిన్న పంపర పనస)』で
果肉が紅紫色を『ウチムラサキ』、西洋梨形を『ブンタン(文旦)』というそうで、
品種は沢山あるが日本のはこんな感じで、
この樹は3メートルほどまでに育ち、果皮は黄色で、アルベドは2㎝程で、
果実は品種により直径15~25㎝で重さ500gから2㎏まで様々な大きさに育つ。
果肉は果汁が少ないが独特の甘みと風味を持つそうで、果実の収穫は年末頃にが多いが、
採取したては酸味が強すぎるので数ヶ月間貯蔵して酸味を減らした後に出荷される。
○品種の一つに江上文旦(学名Citrus grandis)というのがあり、
ミカン科で、柑橘類だが、日本の佐世保市江上(旧江上村)の記録では
四代将軍家綱の頃に中国帰化人が南方から持参の文旦類を播種し
その実生が江上文旦だそうで、最も歴史の古いブンタン(㊟西洋梨形のザボン)で、
果実はブンタンなのに赤系の色をしてるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡カイコウカン(海紅柑)(学名Citrus truncata Hort. ex Tanaka)は
ミカン科で、中国原産で、フィリピンでも栽培されてるそうだが、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号57)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
この懐古柑は食用として栽培される事が殆どないアジアの柑橘類の日本名で、
別名は『海红柑』や『イグレットレモン(Igorot lemon)園芸種としての名前でもある』や
『Trancate orange』や『ジャガタラミカン』で、カイコウカンは日本とフィリピンでの名で
日本の柑橘類のイヨカンや三宝柑や安藤柑や山吹ミカンの祖先で、
子孫には厚い果皮と言う特徴が受け継がれてるそうで、とにかく、
この種類は果実の形が変化する驚くほど多様な果実を生産します。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ウゾンクネブ(大薗九年母)(学名Citrus pseudograndis Hort. ex Shirai)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号58)で、
別名は『假柚』や『ウゾンクネボ』や『ザツクネボ』で、
橙(学名Citrus aurantium)のシノニムと調べると情報が出るが、それ以外は詳細不明ではある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡シシユズ(獅子柚)(学名Citrus pseudogulgul)は
ミカン科で、原産は中国と言われ日本には奈良時代に入ってきたとされる。
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号59)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
別名は『大柚』や『ジャガタラユ』で、観賞用にされるそうだが、
このシシユズ(獅子柚子)はユズではなくブンタンの仲間でユズのような強い香りは無く、
表皮はブツブツして凹凸があり薄い黄色で大きさは直径20cm前後にもなるが、
外果皮(フラベト)と果肉の間の中果皮(アルベト)が非常に厚く、
実の割に中身の果肉(砂じょう)は小さく水分も少なくパサパサしており生食に向かないが
果肉はジャム等に加工で皮は灰汁抜きをしてマーマレードやピールに用いるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡スイザボン/スイザバン(学名Citrus suizabon)は
ミカン科で、日本原産で、長崎県か熊本県か鹿児島県に分布らしいが、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号60)で、
鎖国中の江戸時代にきたシーボルト(P.F.Siebolt, 1796-1866)が、
別の学名で、ツエッペリン家所蔵の資料に柑橘として、
香欒/トウクネンポ(今の学名ではない学名:Citrus sabon Sieb.)と残されてる物。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡パニュパン(学名Citrus panuban)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号61)で、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡グレープフルーツ(学名Citrus paradisi Macf.)は
ミカン科で、西インド諸島で父がオレンジで母がブンタンから発生の果実で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号62)で、
別名は、アラビア語では『لَيْمُون الجَنَّة』で、ペルシャ語では『گِریپ فُروت』で、
ウルドゥー語では『گریپ فروٹ / چکوترہ (gry̰p frwٹ / cẖḵwtrہ)』で、
ベンガル語では『বিদেশী বাতাপিলেবু Bidēśī bātāpilēbu』で、
中国語では『葡萄柚(㊟台湾)』で、ヘブライ語では『אֶשְׁכּוֹלִית』で、
ロシア語では『Грейпфрут Greipfrut』や『 Помпельмус Pompel'mus』で、
アルメニア語では『գրեպֆրուտ(grepfrut)』や『Թուրինջ(T’urinj)』で、
クメール語(㊟Khmer)では『Krôch thlông』で、
ラオス語(㊟Laotian)では『Kièngz s'aangz』で、
テルグ語で『ద్రాక్షపండు(drākṣapaṇḍu)』で、
カンナダ語では『ದ್ರಾಕ್ಷಿ ಹಣ್ಣು(drākṣi haṇṇu)』や『ವಿದೇಶಿ ಪೊಮೆಲೊ Vidēśi pomelo』で、
タミル語では『பப்ளிமாஸ் பழம்(papḷimās paḻam)』で、
果実は黄色い10㎝程の球体で、味は甘酸っぱくて結構苦いが苦みが気にならない爽やかな味。
(💊)グレープフルーツは薬と一緒に取ると不具合があるのでダメと結構される。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡キヌカワ(絹皮)(学名Citrus glaberrima)は
ミカン科で、日本原産で、大型高木で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号63)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
果実は酸味が強いが生食もされるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡セキオオカン(赤黄柑)(学名Citrus aurantiaca)は
ミカン科で、原産地は不明で❓
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号64)で、
別名は『タンジャーオレンジ(Tangier orange)』で、
葉っぱはナツハゼ(Vaccinium oldhamii)と同じ形に見え楕円形とネットで確認だが、
つやがあるのが両者の葉の違いに見えるが、それでも普通の広葉樹の葉のように見えるが、
果実はオレンジ色の普通の柑橘類に見えるが、
その果物は明るい黄色の柑橘類だがヒョウタンのくびれがない物の形に見え、
枝についた部分は小さいのだが水滴のような形ではある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ヒロシマナツ(広島夏)(学名Citrus hiroshimana)は
ミカン科で、原産地は不明だが日本から入手ともあるので名前からもだが日本と思うが
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号65)で、
別名は『ヒロシマナツザボン(広島夏朱欒)』で、
恐らくカルフォルニアの辺りではそうらしいが果期は1月から5月までで
果実は果皮が厚めの柚子に見えるが表面と大きさはグレープフルーツのほうに似てるが
色は薄めの黄色では果肉や果皮はなってるが、表面は少しゴツゴツしていて、
果肉は白っぽく、種子が沢山あり、味は酸っぱいそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ミツハル(光夏)(学名Citrus mitsuharu)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号66)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡オオミカントウ(大身柑橙)(学名Citrus omikanto)は
ミカン科で、原産地不明だが東南アジアのタイの資料があるのでそこかもだが、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号67)で、
別名はタイ語で『ソムサ/ส้มซ่า』で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
この植物は、中型の多年草で、幹には長いトゲが生えていますが、
葉は厚くて光沢があり油腺があちこちにあり、葉柄には翼があり、花は白く香りがあり、
果実は丸くレモンに似た大きさで皮は厚いですが外皮は緑褐色で、
果皮は節くれだちで中身はグレープフルーツに似ており、味は酸味と甘みがあります。
この果皮はクリスピーヌードルやプラナムなどの食品の風味付けに使用され、
この果実の果汁は食品に酸味を加えるために使用されます。
(💊)この果実は咳止めとして使われたりするが、あとタイ語の資料にある事だが、
漢方医学の教科書では、zishi/จื่อฺสือ/枳实(㊟ภาษาจีนกลาง/マンダリン)や
jeepak/หรือจี๋ปัก(㊟ภาษาจีนแต้จิ๋ว)と呼ばれる果皮が食欲抑制剤として使用されています。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ウワポメロ(宇和ポメロ)(学名Citrus pseudoparadisi)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号68)で、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡トサアサヒ(土佐旭柑)(学名Citrus tosa-asahi)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号69)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡マエダカン(前田柑)(学名Citrus flavicarpa)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号70)で、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ヤマミカン(山ミカン)(学名Citrus intermedia)は
ミカン科で、日本(宮崎県)分布で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号71)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
この植物の起源は不明だが、葉の葉柄の翼が示すように
シャドック(㊟shaddock:ザボンの類)に関連する品種である事は間違いないそうだ。
大木になるそうで、葉は大きく先端が鋭く葉柄は平均的で、
葉柄にグレープフルーツのような大きな翼があり
果実は大きさや形や色はナツダイダイに似ているが
扁円形からわずかに斜めの形で外皮7.8mm
果肉は中心が非常に空洞で種子が25~30個で、
味は非常にジューシーだそうだが少し酸味が強すぎるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡アサヒカン(旭柑)(学名Citrus asahikan Tanaka RUTACEAE)は
ミカン科で、日本原産らしいが詳細不明。北米栽培では一月に実が生り四月に熟するらしく、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号72)で、
果実はグレープフルーツと大きさと形が類似で熟すると濃い色になるが
果皮はややザラザラしていて厚さは中くらいで、果肉は黄色で柔らかくてジューシーで
味は酸っぱすぎるがグレープフルーツ愛好家にとってはおいしいかもしれないそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡コトカン(㊟古都柑)/コトウカン(虎頭柑)(学名Citrus kotokan)は
ミカン科で、台湾と中国南部原産で、別名は『古都柑文旦』で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号73)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
果実はザボンに似た大きさと見た目を持つが似てるのはこのくらいで
味はとても甘く繊細だそうで、果肉の肉質は硬めで種が少なく
果皮の味はあまり苦くないそうで剥きやすいモノだそうだ。
(📸)写真だと果実は果皮が多少だがデコボコしたグレープフルーツに見える。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ハッサク(八朔)(学名Citrus hassaku(Citrus sinensis))は
ミカン科で、ウサギじゃないが広島県の因島の原産で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号74)で、
果実は黄色いグレープフルーツみたいだが、一月末になると味がのるそうだ。
味は甘酸っぱさとサッパリした苦さで、
(🐈)瓤囊(ジョウノウ:室(ミカン類の半月状の果肉))が食べやすい事もあり私は気に入ってた。
(🍊)ハッサクとは万延元年に瀬戸内海の浄土寺の境内のミカンの老樹から
住職恵徳上人が食してみたところ思いのほか美味なので早いモノは
八朔(旧暦八月一日)に食べられるから命名されたそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡イワイカン(岩井柑)(学名Citrus iwaikan)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号75)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡天狗橘/テング(天狗)(学名Citrus tengu hort. ex Tanaka)は
ミカン科で、原産地はおそらく日本だが詳細不明で、熟期は10月~11月とあるが、
柑橘類の新生カンキツ亜族のザボン区(🍊分類番号76)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
別名は日本と中国では『テング(天狗)』で、英語では『Tengu grapefruit』で、
両親苗は不明だがおそらくポメロとスイートオレンジのハイブリッドらしいそうで、
果実は大きなネーブルオレンジのようなモノのように見えるオレンジの実だそうで、
味は果汁が少なく食用限度程の酸味の時もあるが時期が良いとよい味になるそうで、
それでも果皮の厚さと種子の含有量で商用の果物としては不適切と思われるそうだ。
(📸)果実は果皮の滑らかなデコポンにみえるが果皮は濃い目のオレンジ色ではある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ナルト(鳴門)(学名Citrus medioglobosa)は
ミカン科で、日本(淡路島)分布で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号77)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
別名『ナルトカン(鳴門柑)』『鳴門蜜柑』とも言い、
果実は六月食べごろの晩成ミカンだそうだが
ネロリ精油で有名な橙(ビターオレンジ)の変種で、常緑低高木で、
これの説明だが、およそ250年前淡路島で実生(みしょう)から得られたというが、
耐寒性が温州(うんしゅう)ミカンより弱く、冬季温暖で土壌の深い所を好む。
果実は球形から短卵球形で250~300グラム、3~6月に熟す。花は白色。
果面は橙黄(とうこう)色で凹凸があり、果皮は厚さ6~8ミリメートルで質はもろく、
皮はややむきにくい。袋の数は10~12、果肉は柔らかく多汁で甘いが酸味も強く、
わずかに苦味がある。種子数は多く30粒前後で、単胚(はい)である。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ナツミカン(夏ミカン)(学名Citrus natsudaidai)は
ミカン科で、日本(山口県)などに分布で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号78)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
江戸中期に山口県の青海島で漂着の種から栽培が始まったとされる植物で
西本チョウという女性が食べ大変美味しかったので庭に蒔いて育てたのが起源と言われるが
当初はナツダイダイ(夏橙)だが大阪商人のアドバイスでナツミカン(夏蜜柑)に変更だが
秋に実がなるがその時点では酸味が強すぎ調味料に利用で
年を越してから夏に酸味が弱くなってから食べるのが名称の由来。
昭和20年頃急速に広まった果物だがその後年々減少していったそうだ。
果実は直径10cm程で黄色い色の果皮でダイダイに形は似てる。
味は酸味が強いが独特な爽快な風味でおいしいそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡キンコウジ(金柑子)(学名Citrus obovoidea)は
ミカン科で、日本(九州)分布で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号79)で、
起源が不明確な雑柑類であるが江戸時代には既に栽培で
ハッサクに類似で、種子は多胚性で、クネンボが花粉親と遺伝解析で推定で、
種子親は明確ではないがブンタン型の細胞小器官のゲノムを持つそうで、
果実は球形で大きさは270g程度、熟期は11~12月頃で、
果皮は黄橙色で、果肉は橙色で、アルベトは黄白色だが剥皮はしにくい。
味は瓤嚢(ジョウノウ)(袋)に苦味は無く果汁は多く果肉は軟らかく果実を食用とする。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡オオタチバナ(大橘)(学名Citrus otachibana hort.ex Yu.Tanaka)は
ミカン科で、日本(静岡県、鹿児島)分布で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号80)で、
ダイダイ区ではあるが慣用的にブンタン類に入れられてるそうだ。
別名『コトブキカン(寿柑)』とも言い、中国名でも『寿柑(Shòu gān)』で、
八月上旬には実が生ってるが120g程で小さめだが徐々に大きくなり
翌年の二月には収穫と昭和61年とある資料にはあるが他の資料だと全く違う収穫月だが
この果実は薄い黄色の果皮が厚いグレープフルーツに見える。
果実は洋ナシの形の黄色の柑橘類だが中身の黄色の果肉は洋ナシの形ではなく普通の形で
果実は果面は平滑で黄色で短球形で600g~480gで、
薄い黄色の果皮が厚いグレープフルーツに見えるが、
味は食べられる程度だが酸っぱいが食味は非常に良好だそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ヒョウカン(瓢柑)(学名Citrus ampullacea Hort. ex Tanaka)は
ミカン科で、台湾原産で、日本で小規模に生産で瀬戸内海(生口島の瀬戸田、淡路島)に分布で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号81)で、
ポメロ(C. maxima)の仲間だが、愛媛県の瀬戸内海にある弓削島に因んだ名で、
果実は適度に大きく350g程で、
味はやや甘くほんのり苦みがあり、地元の担当者によれば一番の魅力は爽やかな香りだそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡弓削瓢柑(Citrus yuge-hyokan hort.ex Y.Tanaka)は
ミカン科で、愛知県や広島県で主に生産の柑橘類で、果期は6月~7月中盤で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号82)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
ほかにもあり、シノニムは『(学名Citrus x ampullacea hort. ex Tanaka)』で、
果実は明るい黄色のオレンジかグレープフルーツに外も中も写真では見えるが
他の写真だと少し縦に細長いので瓜のようにも見えるが、
ゴツゴツしたレモンのような外見とも表記だが、果実は重さは350g程だそうで、
果皮は厚めだが手で剥く事もでき、引き締まった肉質で食感もいいそうで
味はさわやかな酸味とかすかな苦みで甘さもしっかり感じられるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ヤマブキミカン/ヤマブキ(山吹)(学名Citrus yamabuki)は
ミカン科で、日本(古くから静岡県で栽培)に生息で、柑橘類だが、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号83)で、
名称は果皮が山吹色(㊟黄金色に近い黄色)を有する事から
果実は黄色く径10cm程で、味は淡白な甘酸味がある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡サンポウカン(三宝柑)(学名Citrus sulcata)は
ミカン科で、日本(九州)分布で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号84)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
利用は1~6月まで可能だが果実の食味が良くなるのは3~4月だそうだ。
果実は250g~300gで橙黄色の果皮と果肉で枝についてる部分(果梗)が出っ張っていて
果皮は厚いが脆く剥離しやすい。味は甘みと酸味が調和しサッパリとした風味。
す上がり果という果汁がなくなりパサパサした食感になりやすく
果実が凍害や収穫が遅れるとなりやすい。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ヒメキツ(姫橘)(学名Citrus himekitsu hort.ex Y.Tanaka)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号85)で、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡シレンボー(学名Citrus anonyma hort.ex Y.Tanaka)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号86)で、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ナンショウダイダイ(南庄橙)(学名Citrus taiwanica)は
ミカン科で、台湾の固有種で、英名は『Nansho Daidai』や『sour orange』で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号87)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
高さは最大4mになる常緑樹で、小さい枝に長い棘を備えている事が最も重要な特徴で、
果実はオレンジの大きさで酸っぱい酸味と苦い味の為に普通は生食はせずに
レモンの代用品として使用される事もある。
(🍋)このナンショウダイダイは、台湾の竹南郡南庄(現在の苗栗県南庄郷)に
住んでいた湯本矢太郎氏が発見で、後に柑橘類専門家の田中長三郎博士と植物研究家で
当時は農業試験所員の島田彌市氏と、共同で新種として1926年に発表したモノ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡フサラ(学名Citrus iriomotensis)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号88)で、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡アタニー(Attani)(学名Citrus rugulosa hort.ex Y.Tanaka)は
ミカン科で、原産地は不明だがインドとは思うが、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号89)で、
別名は中国語では『阿塔尼柚』で、英語では『アタニーポメロ(Attani pummelo)』で、
『アタニー(Attani)』はインドの名称だが、
果実は根元が少し引き延ばされた感じのグレープフルーツに見え
中身も果皮が厚めだがグレープフルーツに見えるが、味はジューシーで酸っぱいそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ミアライ(学名Citrus miaray Wester)は
ミカン科で、原産地不明で、1月から3月までが果期で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号90)で、
この植物は、葉は槍状で尖っていて柳に似てるがややマンダリンにも似ており
並んだ葉柄から狭い翼のある葉柄があり、若い芽はわずかに紫色を帯びています。
果実はゴルフボール大でわずかに首があり、淡いオレンジ色の果肉で、
果皮は薄いオレンジ色の皮で剥がしやすく種子10〜12個ほどあるのだが、
味は果肉は非常に刺激的で不快で多汁質で果汁も汚いとあり
この果物は食べないでくださいとすらある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡チゾン(学名Citrus papillaris Blanco)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号91)で、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡バランガオレンジ(学名Citrus pseudopapillaris Tanaka)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号92)で、
フィリピンのルソン島の中部のバータン州の州都はバランガ(Balanga)というので、
この付近原産かもだが分からなく、とにかく、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ビターオレンジ/ダイダイ(橙)(学名Citrus × aurantium)は
ミカン科で、原産地はインドのヒマラヤ山麓地帯が定説で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号93)で、
グジャラート語では『સંતરા (㊟学名はCitrus aurantiumとして載ってた)』で、
この木には交互に単純な葉があり葉柄にはトゲがあるが
果実は独特の苦味または酸味のあるオレンジ色の果実で、品種が色々あり橙もその一つ。
○この品種の一つの橙(学名Citrus limetta 'Daidai'(Citrus aurantium))は、
橙(学名Citrus × aurantium var. daidai)とも学名があるが、
果実の色は最初は緑色で冬に熟して黄色だが常緑樹で、
翌年の春には緑色に戻り冬になるとまた黄色に戻るそうで、回春という現象だが、
だから、代々にわたって実が続くという子孫繁栄の縁起を祝って、
正月の島飾りや鏡餅には欠かせない果物だが、
この橙は酸味が強いので西洋では『サワーオレンジ』とも別名でもいわれ、
日本への導入は古く古事記の田道間守が
持ち帰った非時香菓は橘ではなく橙(ダイダイ)という学者もいるほどだそうだ。
普通は酸味と苦味が強い為に生食にはしないが橙は酸味を利用してポン酢にしたり
乾した果皮は陳皮として知られるが七味唐辛子にも混ぜられて利用もされてる。
○他にも変種のようなのがあり、サワーオレンジ(学名Citrus bigaradia)の事で、
ミカン科で、すべての分類学者にCitrus aurantium L.の同義語と見做されるそうなので
Citrus aurantium bigaradiaとして表記の情報を書くが、ビターオレンジと日本語表記で
ダイダイとも表記で、イタリアが産地の果皮などを香料に使う柑橘類で、
果実はダークグリーン~茶系の色で、香りはスイートオレンジと比較すると、
ぱっと飛び出すような躍動感を感じなく柑橘圧搾オイルとしては、
ややスロースタートで香りはゆっくりあがってくるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡キノット(Chinotto)(学名Citrus myrtifolia Rafin)は
ミカン科で、ヨーロッパ原産で、
マルタ・リビア・フランス南部・イタリア(主にリグーリア州で通常はサヴォーナ)で栽培で
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号94)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
(学名Citrus aurantium var. myrtifolia)もシノニムで、
ギンバイカに似た葉を持つ柑橘類の一種で小さな葉とトゲのないコンパクトな木(3m程)で
16世紀初頭にサヴォーナへ持ち込まれて以降は当地で品種改良を重ねてきたが
別名『マートルリーフオレンジ(Mytle-leaf orange)』とも言い
果実は小さく苦いがジュースや食後酒の原料となる他に砂糖漬けに加工されて食され
世界各地のイタリア系移民街でも見かけられるキノットジュースという炭酸飲料に使用される。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ロクガツミカン(六月ミカン)(学名Citrus rokugatsu)は
ミカン科で、原産地は不明だがおそらく沖縄県らしい?
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号95)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
この植物は、葉はほとんど翼がなく葉柄には狭い翼があり、多胚性で、
肉質の萼を持っていて、通常は矮小で頂部が丸く殆どとげがありませんが、とにかく、
葉がわずかに小さく葉柄がより多いことを除いて一般的なビターオレンジに似ています。
果実は球形の長さ4cmで外皮は黄色で果実の重さは約35グラムで種子は9個程で、
味はジューシーで酸味があり、写真を見ると果実は少しデコボコの蜜柑に見える。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ユークニブ(学名Citrus yanbaruensis)は
ミカン科で、柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号96)で、
名称から推測すると沖縄の付近の原産と思うが、詳細不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡キッチリ/キチリー(Kitchli)(学名Citrus maderaspatana)は
ミカン科で、起源不明のインドの古い果物で、果期は1月~3月までらしい?
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号97)で、
南インドの主にグントゥール地区では商業的に重要で多少大規模に栽培だが
商業的に普及しているのは最もマイルドな風味のものだけ。
この植物は、小型の木で、子葉は薄緑色で、広い葉柄で、多胚性で、
葉にはシワシワの波状の部分があり柳の葉のようでマンダリンの香りがする。
果実は中程度の大きさだが凹んだ球形から広倒卵形で時にはわずかに首があるが
色は黄色がかったオレンジ色で、果皮は中程度の厚さで粗くやや疣状で、
果肉は淡いオレンジ色。この果実は成熟すると芯は半空洞になり
味は完熟すると心地よい味だがわずかに苦い後味と麝香の香りがあるが
成熟する前は果肉に鋭い酸があるそうだ。
(📸)写真は果実はオレンジ色の柑橘類だが枝の方が少し小さい台形に多少なってる形。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡サツマキコク(薩摩枳殻)(学名Citrus neaurantium)は
ミカン科で、鹿児島に分布で、シノニムかもしれんが(学名Citrus neo-aurantium)ともあり、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号98)で、
別名『コネジメ(小根占)』とも言い、台木使用や接ぎ木に使うそうだが、
果実は60~100gで果皮は黄色で滑らか。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡キクダイダイ(菊代代)(学名Citrus canaliculata Hort. ex Y. Tanaka)は
ミカン科で、名前から推測だと日本原産かもしれないが不明で、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号99)で、
シノニムはビターオレンジ/橙・ダイダイ(学名Citrus × aurantium)だそうだが、
シノニムはCitrus aurantium canaliculataもで、このキクダイダイは矮性の樹で、
果実は縦に太めの凸凹の溝がある赤っぽいオレンジ色の柑橘類に見えるが
味は苦いですが果汁は甘く素晴らしいマーマレードになる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡オレンジ/スウィートオレンジ(学名Citrus sinensis Osdeck)は
ミカン科で、インドのアッサム地方が原産と定説で、オレンジとはこれを普通は指すが、
柑橘類の新生カンキツ亜族のダイダイ区(🍊分類番号100)で、
別名は『スウィートオレンジ(Sweet orange)』や『甘橙(アマダイダイ)㊟和名』で、
チェロキー語で『ᎣᏂᏥ〈Onitsi〉[オニヂ] 』で、アゼルバイジャン語名は『portağal』で、
スペイン語では『Naranja/ナランハ』で、ポルトガル語では『laranja/ラランジャ』で、
ギリシャ語では『πορτοκάλι/ポルトカーリ(portokali)』で、
アルメニア語では『նարինջ(narinj)』で、ディベヒ語では『އޮރެންޖު』で、
ベンガル語では『কমলালেবু (コブナデヴィ/Kamalālēbu)』で、
ヒンディー語では『ナランギ (नारंगी)』『संतरा(サントラー)㊟オレンジとミカンの意味』で、
シンハラ語では『doḍam( දොඩම් )/ ドダン』で、ウルドゥー語では『 اورنج(ạwrnj)』で、
テルグ語で『కమలాపండు(kamalāpaṇḍu)』『ナリンジャ Narinja(నారింజ)』で、
タミル語では『ஆரஞ்சு(ārañcu)』で、
カンナダ語では『ಕಿತ್ತಳೆ ಹಣ್ಣು(kittaḷe haṇṇu)』で、ベトナム語では『Cam (カム)』で、
説明不要な普遍的な果物だが、色んな品種が有り世界中に広がりオレンジベルトを作ってる。