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列車で行く温泉案内~電車で温泉旅行!

電車に乗って、温泉旅行にお出かけしませんか?各地の温泉地を、主要駅からの乗り換えルートとともにご紹介します。
気になるお宿を見つけたら、楽天トラベルで詳細情報&そのまま予約まで!

北海道に、珍名温泉(?)

その名も「うずら温泉」。
漢字で書くと、もちろん「鶉」です。

中華料理がご自慢の宿のようです!!

交通のご案内
JR函館駅(函館の中心部)やJR新函館北斗駅(新幹線の駅)より、函館バスの路線バス【610】江差行きに乗って、新函館北斗駅からだと45分程度。函館駅からだと1時間40分程度。鶉学校前下車。

※鉄道にお詳しい方なら、江差線代替バス(631系統江差・木古内線)を思い浮かべるかもしれませんが、610系統函館~江差線は木古内を通らず内陸をショートカットします。

お車の方は、函館市街より国道227号線を走って下さい。










雲見温泉は、伊豆半島の南西部、いわゆる「西伊豆」の中でもかなり南に位置する、入り江に面した温泉地です。

小さな旅館や民宿が立ち並ぶ街並み。そして、駿河湾越しに富士山を眺められます。
マスコミ露出が少ないので、その分ゆっくり楽しめるかも。

松崎の南に位置し、修善寺よりは下田に近い位置。
サフィール踊り子号で午後下田に到着して、そのまま足を延ばして夕日の駿河湾を眺めるのがよいのではないでしょうか。

交通のご案内
伊豆急行「伊豆急下田駅」より、西伊豆東海バス【W60マーガレット線】堂ヶ島行きに乗って、1時間12分。
ただし、この路線は本数が極端に少ないので、伊豆急下田駅・蓮台寺駅より【W40バサラ峠線】堂ヶ島行き~松崎乗り換え~【W61雲見入谷線】の乗り継ぎ経路の方が本数が多いです。









あずさ号に乗っ!!

中央本線の韮崎駅で路線バスに乗り換え、山間に進むと…
日本三大ラジウム温泉のひとつに数えられる、増富温泉(増富ラジウム温泉)があります。

「ラジウム温泉」とは、温泉水が地表に湧き出すまでの地中で「ウラン」「トリウム」を多く含む地層を通過することで、温泉水の成分中に「ラドン」「ラジウム」などが溶け込んでいる温泉や鉱泉のことを指します。

日本三大ラジウム温泉の選定にはいくつかの案があるようですが、ここ「増富温泉」は首都圏から近い有名ラジウム温泉です!!
ほかに、北海道の二股温泉、新潟県の五頭温泉郷、鳥取県の三朝温泉と関金温泉などなど。秋田県の玉川温泉も成分的にはラジウム温泉に含まれます。



「増富温泉まで」交通のご案内
JR中央本線「韮崎駅」より、山梨交通の路線バス「増富温泉ゆき」に乗って、およそ1時間。
韮崎駅には、一部の「特急あずさ」が停車しています。


岩手県は、火山が多い奥羽山脈に沿っていくつもの温泉場が点在しています。

湯川温泉(ゆがわおんせん)は、岩手県中部の山あい、西和賀町にある、古い温泉です。
あの有名な温泉付き駅舎がある「ほっとゆだ駅」(旧陸中川尻駅)で列車を降り、乗り合いタクシーに乗り換えて向かう温泉です。
※岩手県交通の湯川線バスは廃止となりました

路線バスの所要時間は15分程度です。

熟年旅行・記念日旅行にうってつけの「山人」をはじめ、個性的な宿が揃う、山間に旅館が点在する静かな温泉場。
国道からは離れているので、喧騒もなく、ただ、山の音と川のせせらぎに癒されます。

交通のご案内 列車で温泉へ
JR東北新幹線「北上駅」より、JR北上線に乗車し、「ほっとゆだ駅」下車。
駅前より、乗り合いタクシー「湯川温泉湯けむりタクシー」に乗車し、10~15分(宿により異なる)。
ほっとゆだ駅から乗車する場合は、予約不要とのことです。
詳細はこちら→西和賀町公式「湯川温泉湯けむりタクシー」

お車の場合は、秋田自動車道(E46)の「湯田IC」から20分程度。
※湯田ICは、湯川温泉の入り口である湯田の市街地(川尻)よりも秋田県寄りにあります。







冬の間も、この小安峡温泉(小安温泉)は基本的に営業されています。
路線バスも通じています。

秋田県内陸の最南部、山の向こうは岩手・宮城というどん詰まりに、なんと岩盤から横向きに蒸気が噴き出すジオスポット「小安峡」があります。
長い階段のため、積雪状況によっては降りられないかもしれませんが、その場合でも、橋の上から眺めることが可能です。足がすくむ高さです。

その「小安峡」の峡谷の左岸に小さな温泉宿が立ち並ぶ「小安温泉(小安峡温泉)」。




どの旅館も小さな旅館ですが、湯は逸品!
無色透明の湯が、よく温まります。
また、多くの宿がお料理に力を入れているのも、評判の秘訣。

温泉へ至る途中には、「稲庭うどん」で有名な湯沢市稲庭を通り、また、最近人気急上昇の「増田蔵の街」(重要伝統的建造物群保存地区)や、「横手のかまくら」も観光コースに組み入れることが可能な立地です。

交通のご案内
JR奥羽本線「湯沢駅」(定期列車はすべて停車)より、羽後交通の路線バス「小安温泉ゆき」でおよそ1時間。
時刻表はこちら(羽後交通公式サイト「雄勝中央病院~湯沢~川連~稲庭~皆瀬~小安温泉」)

また、稲庭か川連(かわつら・漆器や仏壇の町)で乗り継ぐことで、増田(蔵の街)、十文字(中華そばの町)、横手市へバスで行くこともできます。
時刻表はこちら(羽後交通公式サイト「平鹿総合病院~横手駅東口・ターミナル~十文字~増田~川連~稲庭~皆瀬」)


お車でおいでの場合、冬期間は横手・湯沢方面からの交通のみとなります。
岩手県一関、宮城県花山からの峠越えは冬季閉鎖です




この雑誌で、小安峡温泉のお宿が紹介されました!

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先日、NHKブラタモリで紹介された街です。

童話作家であり、教師や技師でもあった宮沢賢治が過ごした「花巻」。
その西側には、温泉が点在し、良質な湯が湧いています。

花巻温泉は、市街地の北西の山すそにあって、大きな温泉ホテルが4軒
どれも経営が同じで、うち3館は渡り廊下でつながり、外に出ずとも浴場巡りが楽しめます。

お食事は基本的に、岩手の味覚をふんだんに盛り込んだバイキング。
また、静かにお好きなものを食べたいというお客さん向けには、別個のレストランが複数設けられています。

また、敷地内には賢治が設計した花壇の跡を継いだバラ園や、大きな滝が流れる川沿いの散策路もあり、温泉敷地内だけでもかなり楽しめます。

交通のご案内 列車で温泉へ
新花巻駅へは、JR東北新幹線を利用。「やまびこ号」か、盛岡行きで仙台以北各駅停車の「はやぶさ号」に乗ってください(新青森や新函館北斗へ行く「はやぶさ号」は基本的に停まりません)。
温泉へは、花巻温泉・台温泉ゆきの送迎バスで30分です。
※「花巻南温泉峡バス」ではありません!
また、市中心部のJR花巻駅(在来線)からは、路線バス「花巻温泉経由 台温泉ゆき」が出ております。




同じ敷地内ですが「花巻温泉 佳松園」のみ建物が離れており、楽天トラベルで「高級」指定となっております!

JR羽越本線鶴岡駅から、南の方向へ路線バスで25分。

この辺では、どうしても海沿いの大温泉地「湯野浜」に目が向きがちです。
静かに過ごしたい向きには、鶴岡から少し内陸に入るこの湯田川温泉もおすすめです。

国民保養温泉地にも選定されております。
近隣の「湯野浜」や「温海」と異なり、小さな旅館が点在。
観光は鶴岡の致道博物館や、酒田の山居倉庫などがおすすめ。

JR羽越本線に新しく走り始めた観光列車海里」で訪れる、冬の庄内はいかがでしょうか。

交通のご案内 列車で温泉へ
JR羽越本線「鶴岡駅」へは、JR上越新幹線終点「新潟駅」より、特急「いなほ」または、観光列車(快速)「海里」がおすすめです。
湯田川温泉へは、鶴岡駅から庄内交通バスで25分です。



キラキラなお、「九兵衛旅館(くへえりょかん)」さんが、楽天トラベルで「高級」指定となっております!!





80年代に一世を苗場などとともに風靡したAPPIこと、岩手県八幡平市の安比高原(あっぴこうげん)リゾートにある、リゾートホテル式の温泉宿です。

安比には以前から温泉施設はありましたが、このたび、大きく分けて3つあった宿泊施設のうち、温泉施設に直結の宿泊施設が「温泉ホテル」という名称になりましたキラキラ

温泉施設は「白樺の湯」。
他のAPPIリゾートの宿泊者も利用できますから、この冬は久しぶりにスキーを持ってAPPI、いかがですか?

交通のご案内 列車で温泉旅行
【1】東北新幹線・IGRいわて銀河鉄道「盛岡駅」より、JR花輪線直通列車に乗車し、約1時間。
安比高原」下車。
2019年12月14日~2020年3月31日は安比高原駅よりシャトルバスを運行するそうです。
上記以外の期間は、送迎サービス(要予約)をご利用ください。

【2】東北新幹線「盛岡駅」より、岩手県北バスの「安比高原ゆき」路線バス利用でおよそ1時間。
このバスは、初すべり、オンシーズン、春スキーシーズンで、運行日や時刻が異なりますので、APPIのホームページでご確認ください。
(オンシーズンのみ毎日運行)









青森市街から八甲田の山中奥深くへ分け入ったところにある一軒宿です。

蔦温泉(つたおんせん)

名の由来は、近くにある景勝地「蔦沼(つたぬま)」から。
(津田沼じゃないですよほっこり

なんといってもその特徴は源泉かけ流し。
しかも、温泉は浴槽の底から湧いており、名付けて「源泉湧き流し」というわけですキラキラ

八甲田山中の人里離れた一軒宿ですが冬季も営業しています。
青森市街から送迎バスで宿の目の前まで付けられますので、この冬は豪雪甚だしい青森・八甲田山中でほっこり湯浴み&郷土料理に舌鼓!

交通のご案内 列車とバスで温泉に行こう!
JR東北新幹線「新青森駅」より、冬期間は送迎バス利用(要予約)。
※JRバス「みずうみ号」は、冬の間は蔦温泉を含む「酸ヶ湯温泉~十和田湖間」が運休です。

ノスタルジーな
お宿はこちら下矢印




青根温泉は、宮城県の中部、蔵王山の宮城県側(いわゆる「宮城蔵王」エリア…宮城蔵王という山が有る訳ではありません)の中腹に湧く温泉です。

位置的には、山形道のICがある川崎町と、東北では著名温泉地に入る遠刈田温泉との間にあり、国道457号線沿いに複数の旅館がありますが、少々鄙びた感が漂う、山のいで湯であります。

雰囲気は鄙びてはいますが、各旅館、特徴ある建築を生かしたり、料理や湯に工夫を凝らし、なかには、JR東日本のCMに登場したという宿もあります!!

交通のご案内
仙台駅前より、宮城交通の路線バス「川崎行き」に乗車し74分の川崎駅・宮城交通川崎案内所より、かわさき町民バスで39分です。このバスは、平日のみ運行です。
※川崎駅というのは町民バスの停留所名ですが、鉄道の駅があるわけではありません(バス駅)。
一部の宿では、仙台駅より送迎サービスを行っています。

また、白石駅からの路線バスがある遠刈田温泉からタクシーでも6~7kmほどとなっております。