22日(日)から始まったHASMの展示会に行ってきました。
会場は階こそ違え、すっかりおなじみとなった羽田イノベーションシティー。今年のテーマはYS-11。
JAJAにはYS-11を多く撮っているカメラマンの青木 勝氏が在籍しているので、いつかはお願いしたいと思っていたのですが、入口に飾られていた青木氏の写真を見て「先を越された!」って感じでした^^;
会場入り口にはYSのプロペラが誇らしげに立ち、
定番の故・斎藤茂太氏のエアラインバッグはYSに合わせ、日本航空、全日空、日本国内航空、東亜国内航空と、国内での運用会社に合わせるというこだわりの選択。
模型もジュエリーや時計など貴金属を並べるようなショーケースにYSのダイキャストモデルが並んでいました。
従来ならあれもこれもと紹介したくなるのを同一スケールで並べることにより塗装の違いだけに目を向けさせることができています。
更に少ししか並んでいないではなく、少しだからこそ高級感や、貴重さが際立って見えるのは、このショーケースとの合わせ技かもしれません。
A3かA2のスチレンボードに1枚の写真とキャプション。
こちらは同サイズのスチレンボードに4枚の写真とキャプションというように、ボードの統一感は保ちながら1枚でJASの変遷を追うことができる仕組みになっています。
これは写真は額に入れるものだという固定観念を大きく打ち砕くものでした。
見学者は写真展を観に来ている訳ではないので、極端な言い方をすればカラーコピーであっても目的は達成できるということです。
これでキャプションまで一つにまとめられるのですから、一考の余地はあります。
展示会は心が動くだけでなく、新しいものの見方を発見できるチャンスなのでした。