昨日行った横浜情報文化センターは、日本大通り沿いにあります。
横浜スタジアムを背中にして海側を望むと、道路がせりあがっています。ここが海だった幕末時、横に長く浜が伸びていたことから『横浜』の名前が付いた、とされている場所です。
この建物は昭和初期に建てられ、今でも館内は当時の面影を残しています。
重厚なシャンデリアや椅子が配置されている、横浜商工会議所の旧貴賓室。
その中の放送ライブラリーで『ヒーローたちの系譜』を観てきたわけですが、特設展示より常設展示で上映されていたTV70年の足跡の方がずっと共感できました。
＜館内撮影禁止なのでネットから関係深い画像を選択しました＞
笠置シヅ子、力道山に始まり、東京オリンピック、カラーテレビと続き、ウォークマン、バブル崩壊へと進む中、全てリアルタイムで経験してきた私自身が歴史的遺産？だったことを再確認。歳をとったものです。
このあと同館に設置されているニュースパークで『2022年 報道写真展』を見学。
様々な報道写真の中で今の私にインパクトがあったのは『惜別』と題された故人の写真群。
「ああ、もう亡くなっていたのか。」「亡くなったのは去年だったか・・・。」等々。
写真展最後の展示場所に飾られた小写真の数々は、佐々木選手や
岸田首相、ウクライナの大判写真より、
身近な出来事として受け止めることができるものでした。