台風接近・上陸の中、クラブ例会に参加してきました。
台風でも欠席できなかったのは、個展に来てくださった方へのお礼があるからでした。
その嵐の中でも模型が並んだのは驚きです。
その一つがアルミ板張り1/24のムスタング。
部品の一つひとつ、パイピングの一本いっぽんが説得力を持って作られているので、リアル感が半端ありません。
これに排気管まわりに金属を加工した部品を付けると、見慣れたエンジンが姿を現します。
木型を絞って作ったキャノピー。
内側と外側の風防枠(アルミ板)に、絞ったキャノピーを挟んだのだとか。
カーブが最もきつい最後尾の曲線が、見事に処理されています。
B747の緩い胴体曲線でさえ真っ直ぐ塗り分けられない私には、ただただ感心するばかりです。
<レベル1/144 B747 黒帯は機体の中心付近なので真っ直ぐだが、上の白帯は曲がってしまっている。>
次の作品はハセガワ1/48の夜戦型コルセア。
大直径プロペラでありながら逆ガルのおかげで脚柱が短くできていることがよく分かります。
フラップを上げてのロールアウトです。
そして1/48(メーカーを聞いたけど忘れてしまった)ベアキャット。
コルセアやヘルキャットと同じエンジンを付けていながら一回りシェイプアップされた機体は、明らかに高性能を感じさせます。
両機ともシーブルーがいい感じで塗られていました。
最後はハセガワ1/48の零戦。
今のご時世当たり前とは言え、機関砲にはちゃんと穴が開いています。
これを見るたびに中学時代に読んだTSMCの記事に、注射針を使った作例と共に『穴の開いていない機銃を機関棒と言う。』といった記述を思い出すのです。
国籍はマスキングによる塗装で、今回は白フチを黒フチに(モデルには黒に見える色で調合)してあります。
このところプラモを作っていない日が続いていますが、例会で作品を見ても今一つその気になれません。
さて、どうしたものか・・・。