予定より遅くなってしまいましたが、午前に引き続き心に残った写真集の3冊目はAGC発行の『在日アメリカ空軍機写真集』。
表紙に度肝を抜かれたのはもちろん、ページをめくる度に見たことのある風景の中を撮影者と追体験できたことが最も印象に残っています。
特にこの1枚には子どもをリヤカーに乗せてひく父?と、子どもの成長を願う鯉のぼりが写っており、どちらも家族への想いが伝わってきて胸の高まりを抑えることができませんでした。
そして八高線のトンネル。
仕事をやめてから思い出探しとして最初に行ったのが、先に紹介した毎日グラフの誘導灯周辺。
次に行ったのが、この八高線のトンネルでした。
蒸気機関車が消えてしまい煙の心配がなくなったことでトンネルから屋根が無くなった、と聞いたときは年月の流れを実感したものでした。
とにかくお金がなく、長い時間一人で電車に乗る経験もなかった青い頃。
不安の中で行き方も分からずたどり着いた横田は拝島側であり、厚木は大和側でした。
今度発売された『今日は横田、明日は厚木』。
私はどんな思いでページをめくるのでしょうか?


