陸自最後のOH-6D#311 ついに用廃(2020.03.26) | 新・駆け出しジイジのブログ

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陸上自衛隊に最後まで残っていたOH-6311が用廃で霞ヶ浦へ向かいました。

その取材許可が下りたので、行ってきました。

 

晴れた空の下、式典が始まるのを待つ#311

機付長によれば、19961216日川重岐阜工場で製造。

1997128日から2019416日まで約22年間、13飛行隊で運用。

その416日からは東部方面ヘリコプター(立川)で、今日までの299時間を観測ヘリコプターとして任務を遂行したということです。

 

それもあって、式典のパネルには長年所属していた13飛行隊のエンブレムが右側に描かれました。

 

陸自最後のOH-6を霞ヶ浦まで運んでいく搭乗員(前列の4名)です。

 

式典が終わり、150人ほどの隊員と

 

OH-6との記念写真です。

 

見下ろすように撮れているのは、OH-6が小さいので隊員が前に並ぶと機体が隠れてしまうとの配慮から、高所作業車を広報の方が用意してくださったおかげです。

 

いよいよ霞ヶ浦へ、最後の飛行です。

タワーの時計は940分を指しています。

 

これから#311に残された1時間の、ラストフライトが始まります。

 

ここでも『行ってきます』のお手振りを頂きました。

 

一度上がったOH-6は駐屯地上空を一周して、

 

再び私たちの元に。

 

逆光ではありますが、桜を背景に北へ進路をとるOH-6

 

帽子を振って別れをする隊員の皆さんたち。

 

こうして、陸上自衛隊のOH-6運用が終了しました。