新・駆け出しジイジのブログ

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主に飛行機に関することをアップしていきます。

今日は木更津の公開に行ってきました。

 

残念ながら雨の中の撮影となりましたが、

そのおかげでブレード先端からベイパーが出たり、

誘導路に溜まった雨を巻き上げたりで、

普段見ることのないシーンを撮ることができました。

 

明日(5日)から始まる『おおなみ会』の展示会。

今年は『艦船模型合同展示会』のホストクラブとしての開催でもあります。

そこでのメイン作品は1/72のワスプ。

その大きさは模型というより、特撮映画に出てくるセット(あのゴジラに出てきた艦船)と何ら変わりません。

それが大きくなればなるほど再現度は緻密になり、クローズアップしたその部分だけでも一つの作品として成立するほどです。

それらが大量に増産され、ワスプの船体に取り付けられているのですからさぞかし見ごたえがあるに違いありません。

<甲板に航空機を固定させるタイダウンリングの山>

<消火器?とそのホース>

<それらがセットされたワスプ>

もちろんワスプに搭載される航空機たちも抜かりありません。

勝手な想像ですが、コブラやハリヤーなどがどっさり載りそうです。

また当日は、以前静岡でも公開されたタイコンデロガも並ぶそうですから楽しみです。

しかし明日は木更津の公開と重なってしまいましたので、2日目の6日(日曜)にお邪魔させていただきます。

厚木にDRが降りた日、私は知人の写真展に行っていました。

学生時代に写真部で活動していた方々の作品が飾られていて

知人もその頃撮った、雪に埋もれる町並みを出展していました。

そんな会場の真ん中に、お宝は眠っていました。

6冊あるアルバムの中にあった、キャノピーに写っているカメラ。

このカメラはフィルムかビデオかで、私の中で二転三転しているものでした。

なをこの写真は、カメラと機番が分かるよう私の方でトリミングしています。

<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴

まず大きさから考えて15㎜、35㎜フィルムを入れる場所はありません。

<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴

そこで知人の映像プロデューサーにビデオの可能性があるか聞いてみました。

その方の話では「1971年当時これほどの小型ビデオカメラがあったという話は聞いたことがない。また名古屋の1971年から3年後に作られた「THRESHOLD(邦題 ブルーエンジェル)はフィルムで撮られた映画で、もし小型カメラがあればそれを使ったはずだ」というのです。

<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴

確かにウィキペディアで調べても小型カメラが出てくるのは1980年代以降。販売までの試作期間を考えると無いと言い切るには微妙な期間ですが、名古屋で使われた可能性はかなり低くなります。

それでもこのカメラの形、初期に出た防犯カメラそのものでビデオへの疑念はぬぐえないのでした。

<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴

それが先月末になって航空雑誌のカメラマンであったT氏から電話があり、名古屋のブルーズにソニーのカメラが積まれていたことを聞きます。

そんな矢先に、この写真の発見!!

<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴

モヤモヤしていたカメラがはっきり姿を表したのですから、私の興奮度はMaxに達し、失礼ながら写真展どころではなくなってしまいました。

更に撮影者はご自分の友人であるソニー出身者から「既にモノクロのビデオカメラはあった」ことを確認してくださったのですから、もう間違いはありません。

<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴

8㎜フィルムをデジタル化して20数年。

ぼやけた画面の中からカメラを発見して以来、

やっと正体が判明したこの日は、DRを撮り損ねたことを帳消しにしてくれるものでした\(^o^)/

 

思わぬ方向からのタキシングの結果、正面が撮れなかった鳥顔のエンブラエル。

1日が離日と聞いて、ラストチャンスにかけてみました。

 

画面に対する機体割合よりも正面位置を優先して1タミで迎え撃ちます。

出てきたエンブは600(960)㎜でもこんなもの。

「重さに負けて400(640)㎜にしなくてよかった」と思いながらシャッターを切ります。

小さいながらも正面を撮ることができました\(^o^)/

激トリミングして顔のアップです。

定期便以外の機体が来ると必ずターミナルの文字を入れるのは私のお約束です^^;

いろいろありましたが、お見送りして羽田をあとにしました。

おまけに就航したばかりのオオタニさんと、

青ジンベイ君まで撮れたのはラッキーでした。

帰宅して画像を取り込もうとPCを開いたら、名古屋のブルーズで搭載されていたカメラの写真が送られてきていました。

<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴

詳細は次回に譲りますが、この写真からはっきりしなかったことが明らかになりそうです。

DRを撮り損ねた私は、今日(30日)こそエンブラエルのスペマを撮るべく、羽田に展開しました。

 

お目当ての機体はいつもの位置に駐機していましたが、肝心の顔が見えません。

「お父さん、お父さん。貴方が見ているエンブの鳥顔、私も見たいな。」

待たせられましたが、いよいよプッシュバック。

「こっちを向け!こっちを向け!!」と念を送るも願いが叶うことはなく、見せたのはお尻の方;;

しかたなく横位置ですが、ディズニーシーのプロメテウス火山をバックにパチリ。

「戻ってきたら今度こそ正面から撮るぞ」と待ち構えていたら、なんと別コースで転がってくるではありませんか(;゚Д゚)

周囲はどよめきと共に撮影場所を変えるべく、一斉に移動。

私の椅子では金網をクリアできるとは思えなかったので移動をあきらめ、様々な地上物の隙間をぬってシャッターを切りました。

DRといい、エンブラエルといい、思うようにはならないものです;;

昨日、防災・災害救助訓練を中心とした立川公開に行ってきました。

撮影距離が近いという魅力はあるのですが、背景がビルだらけというのが問題。

そこで手っ取り早く背景を空にするのですが、昨日のようなドン曇りでは機体と空の明暗差が大きく、絵的には辛い状態。

ならばと背景を少しでも減らそうと縦位置に構えます。

更にはトリミングもして、画面からビルを画面から減らしてみました。

僅かな木々をバックにしたときだけ機体全景を入れましたが、電柱のような人工物までは排除できませんでした。日 ところで厚木が午後(夕方)までランウェイクローズというので、DR狙いで早めに引き上げたのですが、移動中に「上がった!!」との連絡。

泣く泣く帰宅しました。

<画像は友人が撮った 飛来当日(28日)のDRたち>

機首のヤスリ掛けが終わった翌日、赤を吹きました。

私には珍しくトラブルもなく完了\(^o^)/

もちろん垂直尾翼の吹き足らなかった部分にも、範囲を広げて吹いておきます。

ところがトラブルはやっぱりあるもので胴体を手にするとき、うっかり落下させてしまった右主翼。

乾いた音と共に動翼部分がバラバラに(;゚Д゚)

しかもフラップを止めている支柱が外れただけでなく、残っている支柱のピン先が全て折れているという始末。

もはや支柱だけでは保持することはできず、プラ板で補強して接着しました。

残った支柱もそのままでは角度が固定できないので、付け根部にプラ板をかませ下向きに固定。

まだ外れたフラップ支柱を取り付けられたわけではありませんが、何とかフラップを下げ位置に固定することができました。

まだピン先の補修ができていませんが、振り出しに戻れたことを良しとします。

 

 

昨日(7日)、キャノピーの隙間と段差を埋めるため、パテ盛りをしました。

手元にあるパテは従来と使い勝手が違うので、安心してヤスリがけができる翌日の今日まで待ちました。

今朝はそのパテを削る耐水ペーパーを1㎝角の角材に巻き付けておきます。

これはYSのキャノピーが平面ガラスの組み合わせによって形作られていることから、各窓ガラスのエッジがはっきり出るよう削るためです。

ガラス面に沿って直線的に削りながら形を整えていきます。

画鋲の頭が平面なら問題なく削れた部分ですが、今回使った『ダルマ画鋲』は握り部分の出っ張りが機首のカーブと干渉してしまい、手こずりました。

まあそれでも何とか削り、平面ガラスの感じが見えたところでコンパウンドをかけました。

数年前ならこの勢いをかって赤の塗装まで突き進んだのでしょうが、やはり根気が続きません。

なので今日の作業はおしまいとします。

昨日貼り合わせた胴体の接着跡処理から始めます。

彫刻刀で粗処理してから耐水ペーパー400番でガシガシ。

その後800番でスリスリして、コンパウンドで仕上げます。

次に尾翼に描かれたシェブロンのマスキングに入るのですが、適当に吹いた赤の面積が小さいように感じます。

いつもはモニタで確認するのですが、そのたびに電源を入れたりファイルを開いたりするのは面倒なので、今回はプリントアウト。

案の定、下部のシェブロンがラダー付け根まで伸びていました。

どうせ赤を吹きたすならとコクピットの窓もセットしようと試み、何度かヒヤリとする落下を経験した後、

やっとセット完了。

隙間からラッカーのうすめ液を流し込んで固定しました。

見ての通り隙間と段差が目立つので、乾くのを待って明日パテ盛りします。

 

長い間更新しなかったせいで、友人から大丈夫?と心配させてしまいました。

特に体調が悪かったわけではありませんが、この歳になってもそれなりにやることはあるものですから^^;

 

さて遅くなりましたが、今日はYSの進行状況をまとめてご報告します。

胴体を貼り合わせたとき接着面が黒いと、いくら削っても溶剤で溶けた黒い線が残ってしまいます。

そこで接着面部分をうすめ液で拭き取っておきます。

次に窓枠を銀で縁取りします。

これは実機写真から判断しました。

もちろん線がブレたり、太さが一定でなかったりするのはあたり前。なので同じ赤でタッチアップを繰り返します。

次に窓ガラスをプラ板で置き換えてみましたが、機体内部を見せるわけでもないし、コクピット部はキットのパーツを使うつもりでいることを考え、

キットのパーツを使うことにしました。

前脚は胴体貼り合わせ時に挟み込むので、補強として内径2㎜、外径2.6㎜の真鍮パイプをプラ支柱に被せ、その受け口として内径3㎜、外径3.6㎜の真鍮パイプで作りました。

これらを組み合わせて前脚を固定しました。

ところがセットしてみると角度が前にせり出していて、まるでガルフストリーム。これは床パーツの穴と胴体両側のピン穴との関係を見誤った私のミスです。

今更壊して角度を修正する気にもなれず、50gの金属重りをセットして、

胴体を貼り合わせました。

次回は胴体合わせ面を整形し、その状況によってはパテ盛りを考えましょう。