今日は木更津の公開に行ってきました。
残念ながら雨の中の撮影となりましたが、
明日(5日)から始まる『おおなみ会』の展示会。
今年は『艦船模型合同展示会』のホストクラブとしての開催でもあります。
その大きさは模型というより、特撮映画に出てくるセット(あのゴジラに出てきた艦船)と何ら変わりません。
それが大きくなればなるほど再現度は緻密になり、クローズアップしたその部分だけでも一つの作品として成立するほどです。
それらが大量に増産され、ワスプの船体に取り付けられているのですからさぞかし見ごたえがあるに違いありません。
<甲板に航空機を固定させるタイダウンリングの山>
勝手な想像ですが、コブラやハリヤーなどがどっさり載りそうです。
厚木にDRが降りた日、私は知人の写真展に行っていました。
6冊あるアルバムの中にあった、キャノピーに写っているカメラ。
このカメラはフィルムかビデオかで、私の中で二転三転しているものでした。
なをこの写真は、カメラと機番が分かるよう私の方でトリミングしています。
<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴氏>
まず大きさから考えて15㎜、35㎜フィルムを入れる場所はありません。
<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴氏>
そこで知人の映像プロデューサーにビデオの可能性があるか聞いてみました。
その方の話では「1971年当時これほどの小型ビデオカメラがあったという話は聞いたことがない。また名古屋の1971年から3年後に作られた「THRESHOLD(邦題 ブルーエンジェル)はフィルムで撮られた映画で、もし小型カメラがあればそれを使ったはずだ」というのです。
<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴氏>
確かにウィキペディアで調べても小型カメラが出てくるのは1980年代以降。販売までの試作期間を考えると無いと言い切るには微妙な期間ですが、名古屋で使われた可能性はかなり低くなります。
それでもこのカメラの形、初期に出た防犯カメラそのものでビデオへの疑念はぬぐえないのでした。
<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴氏>
それが先月末になって航空雑誌のカメラマンであったT氏から電話があり、名古屋のブルーズにソニーのカメラが積まれていたことを聞きます。
そんな矢先に、この写真の発見!!
<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴氏>
モヤモヤしていたカメラがはっきり姿を表したのですから、私の興奮度はMaxに達し、失礼ながら写真展どころではなくなってしまいました。
更に撮影者はご自分の友人であるソニー出身者から「既にモノクロのビデオカメラはあった」ことを確認してくださったのですから、もう間違いはありません。
<1971年10月29日 小牧 撮影者:元井 英貴氏>
やっと正体が判明したこの日は、DRを撮り損ねたことを帳消しにしてくれるものでした\(^o^)/
DRを撮り損ねた私は、今日(30日)こそエンブラエルのスペマを撮るべく、羽田に展開しました。
お目当ての機体はいつもの位置に駐機していましたが、肝心の顔が見えません。
「お父さん、お父さん。貴方が見ているエンブの鳥顔、私も見たいな。」
「こっちを向け!こっちを向け!!」と念を送るも願いが叶うことはなく、見せたのはお尻の方;;
しかたなく横位置ですが、ディズニーシーのプロメテウス火山をバックにパチリ。
「戻ってきたら今度こそ正面から撮るぞ」と待ち構えていたら、なんと別コースで転がってくるではありませんか(;゚Д゚)
周囲はどよめきと共に撮影場所を変えるべく、一斉に移動。
昨日、防災・災害救助訓練を中心とした立川公開に行ってきました。
撮影距離が近いという魅力はあるのですが、背景がビルだらけというのが問題。
そこで手っ取り早く背景を空にするのですが、昨日のようなドン曇りでは機体と空の明暗差が大きく、絵的には辛い状態。
更にはトリミングもして、画面からビルを画面から減らしてみました。
僅かな木々をバックにしたときだけ機体全景を入れましたが、電柱のような人工物までは排除できませんでした。日 ところで厚木が午後(夕方)までランウェイクローズというので、DR狙いで早めに引き上げたのですが、移動中に「上がった!!」との連絡。
泣く泣く帰宅しました。
<画像は友人が撮った 飛来当日(28日)のDRたち>
機首のヤスリ掛けが終わった翌日、赤を吹きました。
もちろん垂直尾翼の吹き足らなかった部分にも、範囲を広げて吹いておきます。
ところがトラブルはやっぱりあるもので胴体を手にするとき、うっかり落下させてしまった右主翼。
乾いた音と共に動翼部分がバラバラに(;゚Д゚)
しかもフラップを止めている支柱が外れただけでなく、残っている支柱のピン先が全て折れているという始末。
もはや支柱だけでは保持することはできず、プラ板で補強して接着しました。
残った支柱もそのままでは角度が固定できないので、付け根部にプラ板をかませ下向きに固定。
まだ外れたフラップ支柱を取り付けられたわけではありませんが、何とかフラップを下げ位置に固定することができました。
まだピン先の補修ができていませんが、振り出しに戻れたことを良しとします。
昨日(7日)、キャノピーの隙間と段差を埋めるため、パテ盛りをしました。
手元にあるパテは従来と使い勝手が違うので、安心してヤスリがけができる翌日の今日まで待ちました。
今朝はそのパテを削る耐水ペーパーを1㎝角の角材に巻き付けておきます。
これはYSのキャノピーが平面ガラスの組み合わせによって形作られていることから、各窓ガラスのエッジがはっきり出るよう削るためです。
画鋲の頭が平面なら問題なく削れた部分ですが、今回使った『ダルマ画鋲』は握り部分の出っ張りが機首のカーブと干渉してしまい、手こずりました。
まあそれでも何とか削り、平面ガラスの感じが見えたところでコンパウンドをかけました。
数年前ならこの勢いをかって赤の塗装まで突き進んだのでしょうが、やはり根気が続きません。
なので今日の作業はおしまいとします。
長い間更新しなかったせいで、友人から大丈夫?と心配させてしまいました。
特に体調が悪かったわけではありませんが、この歳になってもそれなりにやることはあるものですから^^;
さて遅くなりましたが、今日はYSの進行状況をまとめてご報告します。
胴体を貼り合わせたとき接着面が黒いと、いくら削っても溶剤で溶けた黒い線が残ってしまいます。
これは実機写真から判断しました。
もちろん線がブレたり、太さが一定でなかったりするのはあたり前。なので同じ赤でタッチアップを繰り返します。
次に窓ガラスをプラ板で置き換えてみましたが、機体内部を見せるわけでもないし、コクピット部はキットのパーツを使うつもりでいることを考え、
前脚は胴体貼り合わせ時に挟み込むので、補強として内径2㎜、外径2.6㎜の真鍮パイプをプラ支柱に被せ、その受け口として内径3㎜、外径3.6㎜の真鍮パイプで作りました。
ところがセットしてみると角度が前にせり出していて、まるでガルフストリーム。これは床パーツの穴と胴体両側のピン穴との関係を見誤った私のミスです。
今更壊して角度を修正する気にもなれず、50gの金属重りをセットして、
次回は胴体合わせ面を整形し、その状況によってはパテ盛りを考えましょう。