すごく久しぶりの更新になりました。
なんだか放置している間にアクセス数が伸びててびっくりしてます。です。
腹部エコーについて
まずは、スクリーニングのエコー
①心か部正中、剣状突起下に長軸に平行にあてる。心臓が画面左にうつる感じで心臓とつながるIVCをみる。プローブを患者の左を見る感じで傾ける。大動脈がみえる。
②今度は短軸にプローブの向きを変えてやや患者の左肋骨弓下くらいにあてる。
お腹をプーっと膨らませて、肝臓左葉をみる。
ここで、edge:sharp or dull
surface: smooth or 凸凹の評価をする。
③楽にして~今度は右肋骨弓下を短軸にあてて
お腹をプーっとふくらます。徐々に右に移動してハジッコまで肝臓をみていく。
この時、プローブを当てた所を軸にクリクリ傾かせて肝臓の上から下までみる。
上は肺がかぶって見えなくなるまで。
この時門脈とか肝静脈とか見えるけど、
門脈は周りが白く映る。静脈は周りは特に映らない。という見分け方。
④この時胆嚢が見える。
胆嚢は石がないか?ポリープが無いかなどみるわけだが
最低三方向からみる。
つまり、今見ている短軸のスライス
そして、90度回して長軸のスライス
後に出てくる右肋間からのスライス。
これで見落としが少ない。
ちなみに胆嚢の下くらいに見える総胆管。
総胆管の正常値は7-11cm(セブンイレブン)
これより太ければ総胆管の拡張ととる。
⑤短軸の観察を右まで行くと腎臓が見えてくる。
とりあえず肝腎コントラストは初心者でもわかりやすい。
⑥そのまま肋間に沿わせて観察。思った以上に肋骨は角度がつく。結構長軸に近い角度であてる。
肋骨の影に邪魔されない視野を探す。
ここでもクリクリプローブを振ってよくみていく。
一肋間ずつ上げていき肺でみえなくなるとこまで観察する。
この操作は今までと違い息を吸うと逆に見づらい。
自然な呼吸か、逆に吐いたとこで止めてもらう。
ここで前述の胆嚢の観察
⑦ちなみに胆石かポリープかはプローブでプルプル刺激したり、
左側臥位をとって可動性をみるといい
⑧左にうつって左の腎臓をみる。
このとき注意点は2つ。
まず、結構背中側から当てる必要がある。
次にプローブは180度逆にして、脾臓が画面左に見えるようにする。
脾腫の評価にはspleen indexというのがある。ググカス
もちろんお腹は膨らませてね☆
⑨最後にまた最初の剣状突起下に短軸で当てる。
今度は強く押し当てて、脾静脈がオタマジャクシみたいに見えると像をだす。
その上に乗ってるのが膵臓。
そして大動脈に沿って下降していき、膀胱を長軸短軸でみる。
⑩前立腺の肥大と、膀胱癌の有無はわかるかも