Lowther PM4
今回修理に来たのは写真左の電球型?のイコライザー付きの物で本来は上向きに取り付けられている。そして写真左砲弾型のイコライザーは同ユニットに当社にあったイコライザーを取り付けた物。
本来上向きに付けるユニットと正面に向けて付けるユニットなので、マイク位置を正面と10度ずらせた物を比較してみたが、ずらせた物は電球・砲弾とも違いは殆ど見られなかった。(上記グラフはマイク位置を正面比較)
赤・・・電球型
青・・・砲弾型
スピーカー故障のチェックポイント!
①音が出るか、出ないか
修理可能の可能性もある!五分五分
(断線○、コイル完全ショート×)
交換用のコイル持込があればどちらも修理可能
②左右音量が違う・左右で抵抗値が違う
かなり深刻!基本的には修理不能
(コイルの一部がショートしている可能性あり)
交換用のコイル持込があれば修理可能
※YAMAHAのNS-690,NS-1000は可能(マグネットズレ)
左右の抵抗値が同じで音量が違う場合
(マグネットの抜けの可能性も・・・。)
③コーンを押しても動かない
コイル完全ショートで黒コゲの可能性あり
※YAMAHAのNS-690,NS-1000は可能(マグネットズレ)
④コーンを押した時、コスレている・異音がするなど
原因は多々ありますが抵抗値が適正値であれば修理可能です。
⑤特定の周波数が出ていない
コーンのヘタリやコーンのダメージが考えられます。
修理可能です。
⑥外観やコーンの動きには問題ないが音を出すと異音がする。
原因は多々ありますが抵抗値が適正値であれば修理可能です。
修理可能です。
以上は、一般的なウーハーやフルレンジにおけるチェックポイントです御参考になれば・・・。
問題が発覚したウーハーのエッジ交換も終わり、本来の修理依頼だったツィーターの修理へ・・・。
とても立派なウッドホーン!外してみると以前私も使っていたツィーターが出てきました。年代の為かコイルの周りの樹脂が硬化してボロボロに!このツィーター私が使っていたシステムではこのままでフランジの部分にウレタンスポンジが貼ってあり、正直言ってあまり格好良くないなぁ~っと思っていましたが、ホーンが付くと違いますね!
原因は錆びによるコイル切れでした。
blog用撮影スタジオに乗せたのですが、箱入りは大きすぎて・・・!最近箱入りのシステムが数件重なって作業スペースがピンチ!
先日のモニターレッドに説明不足があるとQ氏より指摘がありました。
TANNOY RED
写真上中央のダイヤフラムは私はあまり見覚えが無かったのですが、基本的にはモニターゴールドなどと同じでレザーを貼った物がある。
写真右上のボイスコイルは絹巻き線であり、その後エナメル線の物などがある。レッドやゴールドにHPD385のダイヤフラムを付けると厚みがある為、キャップが付かなくなる。
写真下中央のキャップもH氏のレッドはアルミでしたが、同レッドでも樹脂製の物もある、塗装された物ではなく写真のようなピンクの樹脂無塗装。
グラフではユニット単体特性を測定したもので実際はREDのツィーターもネットワークで押さえられる為、H氏の使用用途にはJBLのC3のツィーターは繋がり良い!
イギリス製 30 AVR
メーカーも型式もわかりませんが、フレームの内側に”30 AVR 1976”と書いてある。1976年製?ってことでしょうか?写真左下にあるようにコイルがローサーのようにボビンの内と外へ巻いてある。そしてカーブドコーン、マグネットの感じはAXIOM80やワーフデールのような感じからしても、たぶんイギリス製のユニットではないでしょうか?
写真右下を見ていて、ふと気付きました!マグネットズレてる!微妙だけどズレてる!
ギャップの狭い所で、実測磁束密度14,000ガウス、広い所で10,500ガウス、ズレを修正し測定し直すと何処で測っても12,000ガウスでした!やはり磁気ギャップは狭い方がいいんですね!このスピーカーきっと良い音がしそう!