スピーカー修理日記 -71ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

JBL 2231A

2231 38cm

久々に見ました、セーム革エッジ!そしていつも通り、数枚に切った物を接着してあります。

エッジ交換のお問い合わせ時に「お宅のエッジは一枚物ですよね!」ってもちろんです。

確かにこのエッジは、素人さんが修理されたのか、ロール形状も歪でかなりかわいそうな状態です。

セーム革の場合、どうしてもこのような状態にもなり易く、ロール形状を保とうとすると、エッジが硬くなり低音が出ないなど問題発生します。

marantz7

marantz7

言わずと知れた名機marantz7!写真左上は初期の物で数十年経た物とは思えないほどの美品です。

写真右上は復刻品、同オーナーの為保管状態は最高です。

右下に写っているのが今回の修理で交換されたパーツです。注目すべきは左下のコンデンサークローズアップ写真!

コンデンサーのクラック!これによりコンデンサーがリークしてしまう!欠陥といってもいいでしょう!

実はホームページ作成後、アンプ修理のお問い合わせや修理が増えてしまい、ここ一週間で10台くらい着ています・・・。ちょっとしたパニック状態!作業スペースが・・・無い!

ALTEC 755A

altec755a 20cm

コーン破れは問題ではなかったのですが・・・、エッジが硬化しているよくあるダンプ剤の塗りすぎでしょう!

えっ?!おかしい、エッジにダンプ剤の変わりに全く異なる物が塗られている!

溶けないんですよ!

別の溶剤を使いようやく溶かす事が出来ました!

塗り過ぎも問題なのですが、何でもいいから似たような物を塗れば良いわけではありません。見た目はそれらしかったんですがね硬すぎるんですよね!

貴方のユニット大丈夫ですか?!

Western Electric 124E

we124e

昔の一流映画館の送り出しアンプである。
パワーアンプとして使用する時はかなり手を加える必要あり!

大問題は当時のソリッド抵抗は10%以上の誤差があり、オートバランス型PP回路100kΩと80kΩでACバランスをとる必要があるが20%ほどACバランスがずれていた。
オートバランスは2つの抵抗は(110kΩと89kΩ)
異なるはずだが、100kΩと100kΩと同じなんですよねぇ。
当時測定器が無かったのでこんな感じ?

このアンプを正常に使用する為には、抵抗を測定後、正確な物に交換しないと駄目ですね。

WESTERN ELECTRIC フィールド

WESTERNELECTRIC20cm 20cm

何処にも型式メーカー名は無いのですが、お客さんが言うのにWESTERN ELECTRICのフィールドスピーカー!

何が酷いって!ドロドロでハケでコーンをはらうと砂ボコリがどんどん出てくる!エッジ部は亀裂というか破れというか・・・!これってアメリカの粗大ごみで雨ざらしになってたんじゃないでしょうか?!

何方かこのユニットの型番などご存知の方はコメント下さい!

LUX SQ5B

sq5b

写真では見えにくいですがLUXのロゴも違います、かなり古い物なのでしょう!

珍しいスタイルのケースで、とても力の入った造りです。側面木目と白の境目の黒いラインは上部パネルを固定する為のネジの目隠しカバーになっていました。修理に来た時にあまりに汚れていたのでクリーニングを・・・写真右上のように洗剤のCMのごとく!汚れが綺麗に!本体底面に配線図もプリントしてありました!

Q氏は症状を確認する前から頑張ってクリーニング?!

パーツが無くって修理不良だったらどうするのでしょう?

ようやく症状を確認し修理も完了!

中に使用されていた抵抗は、Q氏がラジオ少年だった頃よく見た、古い古~い抵抗!ハンダがチョン付けされていた為はずれている所もあり、不良箇所は多々あり、コンデンサーもNG!

修理完了後に「どれ配線図でも見てみようか!」ってQ氏!それって順番逆ですから!!

JBL LE125S-12

le125s12 30cm

比較的新しいユニットで当社初の修理です。5500というシステムに付いていて左右にダブルウーハーで4台修理です。特徴的なのはコーティングがコーンの裏と表に施されている。

とにかく重い!10kgも重量があり修理作業も一苦労!

今回ははじめて来た、このLE125S-12の修理を完了し発送準備をしていると、また同じLE125S-12が4台、別のお客様から・・・!どぉーなっているのでしょう!?先日も珍しいLowther PM4が別々の方から2セット同時に・・・JBL LE15Aは現在3セット・・・など不思議な事は続くものです。

メーカー名型式不明(30 AVR)

nb25 25cm

多分イギリス製ではないでしょうか、カーブドコーンでマグネットズレを修正した後は左右とも実測磁束密度12000ガウスと抜けもなく優秀な結果に・・・。

3月8日 の写真にもありますが、コーンが外れた状態で修理に来たのですが、コーン側が所々小さくQ氏もレストアに苦労していました。それにしてもお客さんはフレームも綺麗に掃除されてましたよ!

SUPRA VOX T215SRTF

vox 21cm

断線修理でした。早速測定してみるとフラットに出てますねぇ。そんなに凄くは思えないんですが・・・ドイツは不思議な物を造ります!研究された結果こうなったのでしょうか?写真右下にあるようにコーンの付け根も補強されているのか色が変わっています。

前にもご紹介した一枚物のダブルコーン薄くて硬い印象があります。


昨年に引き続き、今年も出ました私の家の横の”ツクシ”やはり昨年より少し早いようです。
tukushi2007

昨年3月26日のツクシ

昨年3月22日の異常なツクシ

Lowther PM4

pm4hn

昨日に引き続きPM4のイコライザー比較、

青・・・砲弾型

緑・・・イコライザーなし

脱着していて気が付いたのは、電球型は木製!砲弾型は樹脂製なのです。

今日も正面から10度横でも測定したのですが、殆ど同じ特性でした。

注意・・・今回測定した特性はユニット単体の物で、実際使用する際はBOXに取り付ける事で、また異なってきます。