スピーカー修理日記 -70ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

B&O 2400-2
2400-2

今日は知人のK氏のお宅にお邪魔しました。こちらには以前、当社で修理したB&Oチューナーアンプがあるのでご紹介を・・・。

このアンプ昭和50年ご購入の年代物!デカイリモコンが付いていて未だに現役!でもリモコンの電池が15Vと、もう入手出来そうもありません。現在も購入当時の電池を使用中!

写真で見ての通りオシャレなアンプでデジタル機器が多い現代では違和感が無いが、これは30年前の物デジタルのように動くボリュームも中ではモーターが動きボリュームや赤いフィルムを動かす、これにより表示の赤い部分が増減し音量が確認できる。

現代であればLEDや液晶で出来ているはず・・・中を見た時にはビックリしました!思いっきりアナログな仕組みで動いています!

FMチューナーは、4つのチューナーを個々設定しリモコンで4つのチューナーを切り替える方式!

30年前にこれだけの物を作るデンマークは凄過ぎる!しかし薄い本体に機能を組み込んでいる為、修理するような構造になっていない。前回は直りましたが次ぎ壊れたときは無理かも知れません。

Gauss 4338B

Gauss4883B 46cm

本日ご紹介のユニットも非常に珍しい!ガウスの46cm。しかしマグネットは38cmと同じようです。もしかすると30cmも同じマグネットかもしれません。

コーンはかなり分厚く内部損失も大きい典型的ウーハー用です。低域からしっかり鳴っています。

今回の修理はパワーを入れると「ボコボコ」音がするそうです。現在の所症状は確認できていませんが、場合によってはコーンを外して確認しなくてはなりません。見たところリコーン暦があるようなので要注意!!!

marantz8B

marantz8B

タイトルにもあるRCAのサイドゲッター6CG7使用(写真左上)。

100v 24w、117v 40w。出力はテレフンケンオリジナル
このアンプは40年前製造された物で20年間使用していなかった、最近電源を入れたところ真空管が1本赤熱した!
原因はバイアス調整用のボリュームのガリでした。
後期の製品でカップリングコンデンサーはグッドオール製なのでリークの心配はありませんでした。

DIATONE PW-2706BM

ds1000 30cm

ダイアトーンDS-1000のウーハーです、今回低音に問題があるとの事で箱ごと修理に!エッジを触ってみると確かに大問題!エッジは綺麗なロール形状を維持しているが石のように硬く写真右下のように更に指で押してみると割れました!!

fo値は95Hzと異常に高くこれでは全く低音が出ない。

半透明のような珍しいコーンで表面素材はケプラ、全てケプラのハニカム構造かと思いきや、ハニカム部分(写真下中央)はアルミハニカムでした。

Jensen P12R-C5920

P12RC5920 30cm

ギターアンプに入っていたらしく、1本のみでビビリの修理に!

マグネットが小さい所が特性にも出ています。年代を考えるととても保管状態がいい物です。


どうも最近週末になると、アンプの持込が多く今日もこの後、来客予定。

この所のハードスケジュールでQ氏もダウン寸前!今日はお客様が来るまでは横になっているそうです。

JBL 4401

4401

アッテネーターのガリがある!との修理。エッジは以前に他社でウレタンエッジに交換されていましたが所々接着の剥離が見られ補強接着も行いました。

修理後の測定中にミッドレンジが出てない?と思い確認すると、2Wayでした!予想以上に低音の出る小型システムです。測定しながらマイク位置の問題か?中域が・・・何度もやり直し左右も比べた所・・・こういう特性でスピーカーには問題はありませんでした。

特性だけ見ると魅力は無いですが、ミニコンポなどでPOPSなどを聴く人達にとっては最高でしょう!俗に言う「ドンシャリ!」です。

その反面、大型システムで聴くクラシックやジャズなどには不向きでしょう!

CERWIN-VEGA M-130

CERWIN-VEGA M-130

「ダイヤフラムが波打ってるので、ダイヤフラムだけ送ります!」というお問い合わせ電話があり???ダイヤフラムだけ送られても当社も困りますし、傷める危険もあるので「そのまま送って下さい!」・・・との事で修理に!

ドームの部分が凹んでいるのか?と思いながら開けてみると???写真左上のように・・・確かに波打ってます!間違いない!接着剤が外れコイルがバラケているのかと思い見てみると、部分的にはバラケている所もありビビリの原因にもなっていたのですが、大半がボビンに再接着され修正が大変でした!

JBL LE125S-12

le125s12w 30cm

先日、コメントコーナーにご質問がありましたので、比較実験を行ってみました。

赤・・・マイクコーン正面

青・・・マイクコーン裏側

やはり低域に関しては同じようです。中高域はセンターキャップやコーン表面コーティングなどにより異なるようです。

裏面ではマグネットがある為センターキャップの違いなどは測定しようが無いですし、なんとかコーンとマイクの距離を合わせて測定した結果です。

ある意味不要な高域が出ない分、さかさまに取り付けるのもいいのかも知れません。

Marshall

marshall

マーシャルのギターアンプですが、写真左上・下のアンプを以前当社で改造しギターショップのYさんも喜んで使用していたのでが、ショップのお客さんがどうしても譲ってほしいとせがまれ、Y氏も困って「もう一台改造して欲しい」と・・・。

このアンプはロック用に歪回路を追加してハードロック用に改造をした。それもY氏立会いの元で「もう少しこんな感じに・・・!」とか言いながら追い込んでいき完成したのですが、以前どう改造したかは・・・?忘れてます!

回路を確認しながら改造したのですが・・・同じアンプで同じ回路でも時代の違いか使用されているコンデンサーなどパーツが異なる為、出来上がりも微妙に異なってきます!

持ち込んで来たY氏はマーシャルのエンブレムを外し、ここへサインを・・・?との事で2台ともQ氏のサイン入り!世界に2台のみ!

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ダイキャストBOXの小型スピーカー!ウーハーがビビるとの事で修理に、どうやら原因はウーハーのゴムエッジのフレーム側の接着部分が写真の通りハクリしていた!推測してみるところ、エッジを固定する為の接着剤がフレーム素材の酸化を進めサビが大量に発生しハクリに至った!

使用されていたお客様は、ハクリの現状には多分気付いていなかったと思います。ペアで修理に来て「ビビリ」と書いていないもう片方をチェックすると、やはりハクリは、始まっていました。

接着剤も何でも、着けばいいってワケじゃないんですよ!