スピーカー修理日記 -126ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

先日修理した、AR3aのツィータ比較
ar3atw02

元は真ん中手前のように赤茶色のスポンジと周囲に隙間無く接着剤を入れエッジを形成している、しかしスポンジだけでは収まりが悪いのと磁気ギャップとの関係でボイスコイルが飛び出すか、落ち込むか、収まりません。

ar3atw01

そこで上記写真のように新開発の3点で固定し、当初あったエッジはレスポンスが悪くなるので全て取除きました。

AR3atw00

レスポンスの違いがハッキリわかると思います。

ついでに修理後に磁性流体を注入しておりました。

以前、砕けていたALTEC604Cとハイパワーによりボイスコイル収縮してしまったJBLのチタンダイアフラムのボイスコイルを交換してみました。私としては初の試み!!

上記のように出来ました。ALTECのドライバーがあったので装着しテストしてみると、完璧に鳴るじゃないですか。そのままならゴミ箱行きのダイアフラム2個1ですね。まだまだ修行は続きます。

またまた、AR3aが修理に来た、今度は箱ごと送られてきた。

六個中三個のユニットが鳴らない!

ユニット単体で測定するとツィータがビビっている以外は音は出ている。原因は他にあるようだ。


どうも原因はボリュームのガリのようでかなり酷い。分解しガリもなくなりこれで良し???

出ない???

なんと以前に修理した人が配線を間違えていた。


後はツィータのビビリ。

AR3aのツィータの分解は初めて・・・。

面白い構造になってる。他社には見たことがない。


ツィータのドームを3箇所スポンジで固定し周囲を接着剤でエッジのような構造になっている。

スポンジではなかなかセンターに収まらないし、それを固定する接着剤によりレスポンスが悪くなっている。今回の修理ではスポンジに代わる物で装着しエッジ代わりの接着剤を使わなければ理想的なユニットになるのでは・・・。


現在、修理中

写真及び特性データは後日発表!

先日は、ミスターM氏のPM7改(前期)だったが、今度は普通のPM7後期。

pm701 pm703

現在、修理に来たばかりで掃除を済ませた状態、今後オリジナルダンパーを装着しエッジの取り付けになるのだが、当社へ修理に来るLOWTHERの中では珍しいタイプでもあるので勿論修理後には、特性データの紹介、また先日のPM7のダブルコーンなしとじっくり比較してみたいと思います。

altec8021

久々に修理に来た604C測定するまでも無くツィータから異常音。

altec8023 砕けてる!

仕方が無いので、ダイアフラム交換になりました。

altec8022

さすがにこのダイアフラムは再生不能???

と思っていたら 、もう一つJBLのチタンダイアフラムでボイスコイルがNGのものがあったので移植計画!

titan

結果は乞うご期待!!。

このユニットはエッジ部分にネバネバしたコート剤が塗ってあり、そこに動物の毛がビッシリ着いていて、まるでフリースのようになっていました。それを除去しネバネバしないダンプ剤で再コートし直してをお返ししようと測定してみると、片方のツィータが高域で10dB低い。

gold02

ツィータをチェックしようとしてもなかなか開かない。なんとか開けてみると、一部ボイスコイルとマグネットが接着剤でくっついていた。

gold01

これも新品の時からでしょう。持ち主の方はこれが普通だと思って聴いていたみたいですねぇ。

珍しいユニットなので、修理後は以下の特性になりました。

gold00d

当社によく遊びに来るオーディオマニア、ミスターM氏の珍しいユニットを比較してみました。

LOWTHERのPM7なのですが、ダブルコーンを取りセンターキャップを付けた珍品です。

pm7kai

PM7のデーターが無かった為、とりあえずPM6と比較してみました。

pm7kaipm6

PM6に見られる谷間はダブルコーンの干渉によるもので、PM7のダブルコーンを取り除くと高域が出なくなっているのがよくわかる。

fos203207
今日ご紹介するのは、FOSTEXのFE203ΣとFE207のユニットなのですが、写真のように見た目はそっくりなのですが、特性がまるで違う。触ってみるとコーンの厚み硬さも違う。グラフでもわかるように高域が違いますね。
fos203207d
グラフを見て、LOWTHERのPM6に似ている気がして過去のデータと比べてみるとこんな感じ!

Fos203PM6

やっぱり似ている。
FE207は顔が似ているだけで特性は・・・。見た目じゃないよねぇ~。

珍しいLOWTHER色々!

PM2PM6 PM6PM2

見るからにマグネットの大きさが違う!

lowther1 lowther2

PM6familly2

PM6のフェライト3種類

左のフレームがシルバーと真ん中のブラックはフェライトでもコーン紙が違い。

右のブラックと真ん中のブラックはコーン紙は同じだが右はハイフェリックとなっている。

LOWTHERの修理と言うだけでも珍しいのに、さらに珍しいPM2にPM6ハイフェリック。なぜ今当社にこんなに集中しているのか、・・・前々から思っていたのだが、ある種のユニットはある時期集中して修理に来る。

宇宙のかなたから「LOWTHERを修理に出せェー!」って信号が降りそそいでいるのかも???

他にも、TANNOYのモニターレッドとモニターゴールド、これも年にいくつかしか来ないものが何故か今6セットも来ている。

今日は久しぶりにLOWTHERのPM2が修理に来ました。このユニットは以前、当社でエッジ及びダンバーの交換をしたものですが、今回はボイスコイルの断線で再入院!!

pm201 pm202

前に紹介した、PM6よりもはるかに大きなマグネット!

私がPCにデータを蓄積しはじめてからは、初めてになるので写真を載せてみました。

修理完了後に特性表も紹介できればと思っています。