Threshold STASIS3
長期間保管されていたアンプを繋いだところ「煙が出てTRが一気に焼切れた」というもの。
調べてみると電流調整ボリュウムの接触不良が原因、写真右下の左に写っている測定器用高級ボリュウムが使われていたのだが接点圧が低く精細でもあり長期保管における接触不良が起るようである。
この接触不良により可電流が流れ、パワートランジスターを焼いてしまう。今回は右の安価(50円)なボリュウムに交換しました。
接触不良は50円のボリュウム交換は、直ぐに出来ますが、連鎖的に焼けてしまったパワートランジスター交換には手間がかかります。
また今回の故障とは関係ないが、このアンプのアウトプットヒューズには5Aが入っている、しかし現実的には5Aでは問題が起った時にはヒューズでは無くスピーカーが焼けてしまう!そこで5Aではなく1~2Aのヒューズに交換しておくことでスピーカーが守られます。
RAILヒューズも特別ハイパワーで使わない場合は、1~2Aにしておくとパワートランジスターが保護される。このヒューズが切れた場合はレベルメーターが全て点灯するので故障と勘違いしやすい!ヒューズを点検してみる交換後即切れる場合は故障。
・初めに書いたように元々付いている電流調整ボリュウムは接触不良を起こしやすく、連鎖的に他を壊す原因にもなります。修理に時には交換しておきましょう。
・基盤用TRはhfe100~200程度のトランジスターが使われている。最新のhfe500~600のトランジスターに交換すると発信する可能性があります。
・基盤のトランジスターは、パワートランジスターの連鎖で壊れる事は少ない。
・ちなみに使用されているトランジスターの8039と8052はPNP、8113はNPNです。
以上、このアンプの修理する方へ、ご参考になれば幸いです!
実は近日中に、あと2台もスレッショルドが修理に来る予定!
