たにやんが亡くなったショックでしばらく書いていなかったら、いつの間にか2か月も経ってたんですね・・・
2週間前、普段一切連絡してこない妹から突然電話がありました。
「父が倒れて入院した」とのこと。
心筋梗塞です。たにやんと同じ・・・
もう何年前だったか忘れてしまったけど、両親は突然北見の自宅を売り払って札幌に住む妹のマンションに引っ越してしまいました。妹は結婚する気も全く無く、20年以上前にマンションを購入して一人暮らしをしていました。
引っ越すことを打ち明けられたのはその僅か1週間前。「お前に迷惑をかける気は無いので」と言うのが黙っていた理由だったけど、私としてはやり切れない思いをしたものです。
本人達は将来的に介護施設や病院の選択肢が広い札幌に居を構えるのは既定路線だったようで、1週間後にはお任せ引っ越しサービスとともにいなくなりました。
母は認知症の初期と言われていますが、父は私より元気なくらいの人なので、引っ越し以降都会生活を存分に楽しんでいたんです。
なにせ妹も両親も極端にコロナウィルスを恐れていたため、一昨年の秋以降まともに会っていません。昨年末都市間バス乗務で札幌を訪れた折に久しぶりに家に入ってきましたが、完全防備で5分話しただけ。
コロナ騒ぎを煽り続ける奴らに憤りしか感じません。
そんな状態だったので、心筋梗塞で倒れたと聞いたときは頭から血が下がっていく音が聞こえたようでした。
突然の激しい胸痛と呼吸困難と吐き気で立つこともできず、それでも救急車を呼ぶのは一晩我慢した挙句、危険を感じた妹に促されてようやく119番に通報したようです。これだって、きっとコロナのことを気にしていなければもっと早くに通報していたと思います。腹立たしい!
運ばれた時には本人が思っていたよりもはるかに重篤な状態で、すぐに循環器の専門病院に転送。心臓に飛んだ血栓が心筋を破壊していたようで、相当危なかったそうです。
幸いカテーテル手術で心臓周辺に残った血栓は除去できたようですが、かなりの心筋が壊死していたようで、本人曰く「少し歩くのも苦しい」とのこと。スキーが大好きで82になった今もスキー場に足を運んでいた人ですが、今後はもうそれも叶わないでしょう。
コロナコロナコロナで病院に入れないから見舞いにも行けずにいたのですが、一昨日退院したとの連絡があったので電話を掛けました。
カテーテル手術だったので退院は早かったのですが、これからリハビリが続くようです。
当然酒なんか飲めないから、父と飲んだ記憶は一昨年の秋が最後となってしまいました。それだけでも泣きたい気持ちになります。
そして、3月には母と一緒に食事付きの高齢者施設に入ることを決めたと言われました。
都合の良いことに、妹のマンションの隣に介護職員が常駐する高齢者向けマンションがありまして、問い合わせてみると二人部屋に空きがあるとのこと。なにせ私と違って計画的に人生を送るのが生きがいみたいな人なので、そのような施設に入るにも十分な資金があるんですよ。我が父ながら本当に感心します。
妹にだって生活があるし、良い施設に入れるなら私としても安心です。母の認知症がこれ以上進まないかが心配ですが、今はそこを気にしてもしょうがない。まずは父の体のことが大事です。
ただ、これまた高齢者施設の常で、コロナのお陰で当分面会もできません。
いい加減にして欲しい。会って話をすることもままならないまま身内と死に別れる。それもたかだか致死率2%かそこらの感染症を恐れるあまりにです。しかも今回はそれが危なく現実となるところでした。
こんな状況に疑問も持たず、「コロナ感染を拡大させないためには当たり前」なんて言うやつが大勢を占めているのは異常です。
異常ですよ!
親孝行をしたいときには親は無し、なんて言います。それでなくても私は父親とはあまり反りが合わず疎遠な感じで今まで来ました。酒を飲みながら談笑するようになったのなんて最近の話です。
「自分の健康には自信があったんだけどね」と言う父の声は、それこそすっかり自信を無くしたようでした。
父が死ぬまであと何回会えるんだろう?
縁起でもないけど、現実としてそのような感覚を持ってしまった出来事でした。
コロナ感染への恐怖を煽り唆す輩がおとなしくなって、父と普通に会える日が一刻も早く来ることを願ってやみません。