時代とともに「流行」は推移していくものですが、
本質的なことは変わらないにしても、
お店などの商売に関してもどこか「今っぽさ」はあるものです。
例えば飲食店なんかだと「清潔感」などは普遍的なものですが、
それ以外の価値観は割と多様化してきている気がします。
安価でカジュアルな設定のフレンチや
逆にちょっと格式の高いラーメン屋さんなど、
それまで一般的にターゲットとしていた層以外のところを狙った戦略が
目立っている気がします。
逆に言えば、格式があるから高くて当然、安いからサービスはそこそこといった具合に
一般のイメージそのままのところは陳腐化してしまっていて、
たくさんある中からそこを選ぶといった選択肢から漏れてしまっている気がします。
ホテルなどのサービス業も同じようなことが言えます。
価格=サービスの質というからには、価格以上のサプライズを与えるレベルでなければ
今のお客様は納得しなくなってきています。
「バックエンドの企業努力で少しでもコストを抑えてそこそこの価格帯でありながら
サービスの質にかけては一流にも引けを取らない」といったことが当然のことになってきていて、非日常に対価を払うという意味では、ものすごくレベルが高くなってきています。
小売店や流通業では、「ブランド」における立ち位置が変わってきています。
ブランドロゴ全面でギラギラなものは良しとされず、少し品のいい、格式の高い空間であることはもちろんのこと、親しみやすさという面で非常に気を遣っているところが増えました。
TwitterやInstagramで拡散されることを視野にいれて、フォトジェニックな雰囲気をつくる事はもはやマスト。
口コミの破壊力がマス広告を凌駕するようになった昨今、権威や高品質といったマッチョなものでなくて、店員さんがオシャレでフレンドリーといったソフトな理由で商品を買う人が多いということです。
そんな時代だからこそ大切な要素はむしろ際立ちます。
「本物」、「親切」、「正直」といった部分は昔に比べてより重要視されるようになってきました。
大企業であれど、不正や偽装によって失墜してしまうことは当然になってきました。
それ故、「豪奢」「有名」「本質的でない」 モノやサービスに関しては、
相対的に評価が低くなってきています。
お金や歴史がなければ勝てなかった時代から
スタンスや人間性で勝負できるようになってきたとも言えるということです。
参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。



