昨日の平成29年10月1日より
東京都豊島区で
「路上障害物による通行の障害の防止に関する条例」が
施行されました。
この条例、名称の違いなどを含めても主要都市の自治体では、
結構な数施行されています。
実際に、高齢者や視覚障碍者の通行の妨げになると同時に
これから東京オリンピック、パラリンピックに向けて
観光客の受け入れに積極的になる東京において、
このような路上看板の問題は無視できない現状です。
実際に都市部のにぎわいのある箇所を歩いてみると、
歩道は広めにとってある所が多い印象を受けます。
店舗にとって限界のある自分の敷地内ではなく
余裕のある公道部分に看板を設置することも
致しかたない様にも感じます。
その結果、雑多になった公道の危険性や
景観についての責任があいまいになってしまうことに対して、
当該条例が適応されるという流れになっている訳です。
条例違反とは認識していなくても、
ついつい公道にはみ出した状態で
看板やパネルスタンドを設置してしまいがちですが
やはり具体的に対応していく必要があります。
そこで当オンラインショップ掲載商品でもあるコチラ
奥行を薄くすることで、店舗いっぱいギリギリのスペースに置くことが可能なので、公道にはみ出して設置しなくても置けるケースが多くなります。
キャスター付きの商品をガラガラ外に出すことも考えられますが
根本的な解決にはなりません。
そこで少し発想を変えて、店舗のウインドウの外に
吸盤などで情報発信することも効果的です。
壁面やウインドウを情報発信として使う方法は
物理的事情や景観条例などの規制があるために
公道に限界のある場所では効果的な方法になります。
景観を美しく保ち、道往く人が快適になる
デザインのいい街をつくっていくこと。
これからの日本にとって、大切なことだと思います。
参考なりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイあつかってます。