言語化、ビジュアル化することの意味 | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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驚くべき高機能。
ものすごく心地良い。
なんとなくステキ。

このような表現で、そのものを買いたいってレベルまで心が動くかっていうと、
ほとんどの人が「NO」だと思います。

ここまでのレベルとまでは行かなくても、世の中の様々なシーンにおいて、
こういった微妙な表現によって装飾されてるコトって結構あるように感じます。



モノを作ったり、サービスを提供してる人からすれば、自分たちの提供してるものの価値については当たり前ですが理解してます。

ただ、それってはっきりとビジョンになってるわけでなくて、
心の中にある程度の時間をかけてジワジワと落ち着いてきたモノであったりもします。

なので、それをきちんと吐き出して表現する上では、
一度それを言語化したりビジュアル化したり必要があり、さらにそれを客観化しないと相手に伝わらなくなります。




よくマーケティング的なことが恋愛に例えられますが、まさにこのようなことは好きな人に対して自分の気持ちを伝えるプロセスに似てると思います。

自分の中に悶々と蓄積してきた想いを表現することは、すごく抽象的なことばまで研ぎ澄まされてるかもしれませんが、相手がそこまで自分のことを見てなければ「?」ってなります。

ましてや自分しか知りえない世界観で「ドヤッ!」って表現をしたところで、スルーされるか
ヘタをすれば不快感を与えかねません。

コレってまんま、モノやサービスの情報発信にも当てはまりますし、
意外に多くのシーンでこういった不幸な事故を目の当たりにするような気もします。


俗に言う「モテる」ヤツって、やっぱり自分のことをきちんと分析できてて、強みを理解してて、勝負どころも抑えてて、そして何より相手のことをちゃんと理解しようと努力しています。

これってのもそのまんま、商売-ビジネスに当てはまることであったりします。



参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。