最近だとハイドロカルチャーなんかの汚れにくい栽培セットなんかも充実してきたので、
インテリアとしてそのようにグリーンをレイアウトするってことが簡単になってきました。
視覚的には”落ち着き”だったり”ナチュラル”だったりといった印象を与えられるので、
そのようなテーマイメージに近い空間ではその威力を最大限に発揮します。
病院など、一部で生の植物が難しかったりするところでは、細菌の温床にならないように工夫した観葉植物やイミテーションフラワーなんかの商品も出てきました。
このようなグリーンを空間において演出すること。
もちろん空間での視覚的効果もあるとは思いますが、
付加的な意味としては、「気づき」を与えてくれるものであったりします。
前述のイミテーションはちょっと違いますが、通常のグリーンは「生きて」います。
生命をちゃんと維持するためには、水をあげたり、土を変えたりして育てることが必要です。
そして、この育てるためには、いつもいつも気にかけておく必要があります。
「土が乾いてないかな」
「葉っぱが痛んでないかな」
「鉢は小さくないかな」
毎日毎日、そのように気にして、水をあげて育てることで、花がさいたり、新しい芽が息吹いたりします。
そして、この毎日毎日見るってことは、何かを注意深く見るって観察眼を習慣としてプレゼントしてくれて、さらにその周りも徐々に見ることができるようになってきます。
花やグリーンでものすごくキレイなのに、周りの棚やテーブルがグチャグチャだと我慢できなくなってきます。
これは、ちゃんとグリーンを育ててる空間を見ていただくと分かりますが、掃除がきちんと行き届いてるところが多いはずです。
こんなステキな習慣を会得できるグリーン。
取り入れることが可能な空間はぜひぜひ。
参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。