一見変わらないモノが愛されるということ | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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昔から一見すると変わらないもの。

食品の世界なんかではかなりたくさんありますが、
2013年に50周年を迎えた、ハウス食品の「バーモンドカレー」もその一つです。

もともとカレーというのは大人の食べ物として存在していたものを、
リンゴとハチミツによって子どもの食べれるもの、つまりは食卓に出せるものとして売り出したところ大ヒット。以後、カレールーの国内市場30%というダントツのシェアを築いていくこととなります。

そして、老舗で今でも生き残っている少なからぬ理由のひとつとして、
「小さな改良」をずっと積み重ねてきたということ。
実際に世の中の食生活を始めとしたライフスタイルの変化によって、コクを深めたりといった微妙な調整を行なっているそうです。
この改良もあまり行き過ぎると、ヘビーユーザーの方から「あの味が良かったのに」ってことになってしまいます。
この変化の失敗によって、うまくロングセラーにつながらなかったものも星の数ほど存在することでしょう。

当社があつかってるスタンドなんかも同じようなことがいえます。
実際に使用されているお客様の業態、立地条件、サービス内容の変化や、材料などの価格変動なども影響を受ける要因になります。
裏を返すと、そのように変革が出来なく、ずっと一時的な売上増加の要因にぶら下がっているだけでは、ロングセラー商品というのは生まれないってことですね。

より世の中を便利にしたり、豊かにしたり。
そういった目的を持って初めてそのようなたゆまぬ変化が生まれるように思います。


参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。