素材のお勉強〜木製素材について | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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当社のサインディスプレイに使用している中でも、木製素材は
木そのものを無垢で使うことは無く、ある一定の処理をして加工材としたものを使用しています。

強度の面である一定のクオリティを保つこと。
あとは部品レベルでも、完成品にしても寸法などの変形がないものが必須条件となります。

以下、使用されてる素材中心にまとめてみます。


■MDF
Medium Density Fiberboardの略。
木材繊維を熱成型して固めた中質繊維板で、強度、加工性に優れる。
ファーストの製品ではパネルのバックボードやパネル枠などに使用。


■ハードボード、インシュレーションボード
MDFと同じく繊維板であるが、密度や製法が異なる。
同じく強度、加工製に優れる。
ファースト製品ではパネルのバックボードに使用。


■バーティクルボード
木材の小片を熱成型した木質ボード。
MDFに比べ木の材質そのものの特性を活かすことが可能。
一般的には建材として床や壁などの下地に使用。


■合板 LVL
薄く切った短板を奇数層、繊維方向を90°互い違いに重ねて熱圧着
安価で加工がしやすいため建築材料の下地に使用。


■LVS
上記LVLにMDFを張り合わせた素材。
木材の材質を維持しながらもMDFの表面の円滑性を併せ持つ。
ファーストの商品では木目シートを貼って掲示板のフレームに使用。

■木集成材
ブロック状の木材を繊維方向を平行にして接着材で集成接着した加工材
無垢材と比べて安価で、一定の強度を確保しやすい。
ファーストの商品では木製イーゼルやメニュー受けなどに使用。



参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。