なかなか普段見たことない風景だったんですが、これからの社会の縮図と言っても大げさじゃない気がしました。
◼︎病院の意義が変化した
整形外科でリハビリ施設が併設された、個人病院っていっても結構広い規模なんですが、朝一にかかわらずご年配の方が並んでました。
内装もアイボリーやパステルカラーを基調にした少し女性的な感じ。待合室も広めの動線がとってあり、椅子も立ち上がりやすいように気持ち高めで、肘掛が細かいピッチでついてました。
完全に高齢者仕様。特に女性のお年寄りに配慮したつくり。実際に女性7割、男性3割。若者はわたしひとりでした。
そして、患者さん同士みんな顔馴染み。看護師さんや理学療法士さんもみんな顔馴染み。そういえば、私の住んでる街は各地域ごとに結構大きめの整形外科と総合内科はある気がします…。
人間ある程度になればどこかしらか悪くはなりますが、ここにいる人たちはそれ以上にコミュニケーションを求めて集まってるのがよく分かりました。
◼︎サイン・ディスプレイは?
そんな中、やはりサインを見てしまいます。部屋の案内やトイレなんかは普通のサイン。少し文字サイズは大きめかなー程度でしたね。
初診の流れの案内も、受付でわかりやすい 表示がされており、わたしも迷うことなく受診できました。このあたりは試行錯誤されたうえで今のスタイルに行きついたんでしょうね。
少し残念だったのが、コミュニケーションボードみたいな掲示板。
病院からの案内や保険の説明、製薬会社からのパンフレットなんかが掲示されてるんですが、情報が雑多。まっすぐには貼ってあるんですが、中身の統一性もなく、待合でヒマにも関わらず、見る気はおこりませんでした。
コミュニケーションを主軸にした空間を創るならば、このあたりももう少し突っ込んだ工夫が欲しいところです。
これから間違いなくこういう空間は必要あとされ、増えいきます。
商品開発のヒントもいっぱいありました。
商品やサービスのアピール以外も、何かを伝えるべきこと、場所はいっぱいありますね。
参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。