アイデアを発展させるチェックリスト | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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日々いろいろなことに対して新しいアイデアが天から降ってこないかなーって考えてます。

新しい商品だったり。
画期的なサービスだったり。
新しい開拓先だったり。

そのようなことが天から降ってきたら、ほんとにそんな楽なことはない。
降ってくるわけないですよね。

そもそもアイデアって突然斬新なものがゼロから生まれるわけではなくて、
すごく小さなアイデアの種が発展していった結果にできたり、
既存のものの斬新な組合わせから生まれたりします。


今回はそんな時にアイデアを発展させるためのハックについて紹介します。


■オズボーンのチェックリスト

結構有名なフレームワークです。私もちょくちょく使います。

あるひとつのアイデアの種があります。
それを下記のフレームにあてはめてみる。

1.転用・・・他に使い道はないか?
2.応用・・・他からアイデアを借りれないか?他に似たものはないか?
3.変更・・・変えてみたらどうか?
4.拡大・・・大きくしてみたらどうか?
5.縮小・・・小さくしてみたらどうか?
6.代用・・・他のもので代用できないか?
7.置換・・・入れ替えてみたらどうか?
8.逆転・・・逆にしてみたらどうか?
9.結合・・・組み合わせたらどうか?


たとえば、ある飲食店でものすごくおいしくて希少価値の高い卵が手に入るとします。
オムライスに自信があるのでそれで攻めたいですが、周りは洋食店のひしめく激戦区。
そんな中斬新なアイデアで勝負をしようと思います。

1.テイクアウトや屋台での提供をする
2.周りの洋食店と組んでみる
3.今までにまったくないオムライスとして出す
4.すごく大きいものにしてみんなで食べるようにする
5.希少価値を推してすごく小さなものにする
6.卵以外の希少価値のあるものでも何か提供する
7.卵そのものを他のものも使ってみる
8.オムライスの斬新さそのものを売りにして、希少価値の部分は表に出さない
9.他の希少価値のある食材と組み合わせる


ものによってはすべての項目にしっくりくるわけではないですが、それでもある程度強引に結論を出すことがポイント。この強引に出した結論が以外にまさかってアイデアに結びつくことが多い気がします。

考えや発想というものは、完全に自由な環境よりもある程度の制約やストレスがある場合の方が論理的にまとめることができる
そう。

このようなフレームワークをもとにして、アイデアを拡散して、新しい商品やサービスを考えてみてください。



参考になりましたら幸いです。

いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。