わたしは個人的に興味があったことをひとつ。
時間もあったんでじっくり観察してみたのでそれのご報告をさせてください。
もとから個人的に好きなんですが、
新聞の折り込みチラシ。
たまたま今年は名古屋近接のとあるベッドタウンの元旦地元紙同封の折込チラシが手に入りました。
街の規模としても都会すぎず、田舎すぎず、まあまあな規模のところです。
◼︎調査 集計結果
全体折込チラシ数: 41枚
⚫︎紙の大きさ別 単位:サイズ 枚
B2: 8
B3: 14
B4: 19
若干の変形も近いサイズに入れました。
文字の大きさも前のエントリーに書いた72ptはなかなかいいところな気がします。
色目で見るとやはり新春のイメージか、赤や金色などの華やかさが目立ちますね。
紙の大きさと業種は関連性がはっきり。
以下業種別で分けてみました。
⚫︎業種別サイズ比較 単位:サイズ 枚
大型店(家電量販店、ホームセンター)
B2: 5 B3: 1
スーパーマーケット、ドラックストア
B3:2 B4:3
*1月2日にB2ラッシュでした
専門小売店(服飾、靴、スポーツ用品等)
B3: 6 B4: 4
ハウジングセンター、不動産
B2: 2 B3: 2 B4: 4
携帯ショップ
B2: 1 B4: 3
レンタルショップ
B4:2
ディーラー、車検
B3: 1 B4: 1
パチンコ店
B3: 2
温浴施設
B4: 1
飲食店
B4: 1
取り扱い品目が多い量販店やホームセンターは紙面が大きく、商品がたくさん載ってます。一つ一つもある程度の大きさがあるのである程度必要なんですね。
スーパーは元旦営業も多いですが、お客様が、やはり一日はゆっくりして、二日から買い物をすることを見越してか、あいさつ的なのに落ち着いてるパターンがほとんどでした。
その他の業種だと不動産系。じっくり読ませる感じではB4くらいの情報量がしっくりくる感じがしました。ベッドタウンなんで戸建てやマンションの建売情報が多いという点もあると思います。ハウジングセンターは大型店と同じようなたくさん載せるレイアウトでした。
温浴施設やパチンコ店は土地柄ですね。
この地域は少ない。特にパチンコ店は地方はもっと多く、逆に都会も多くなる気がします。
時節的にみると。
宅配ピザやカーディーラーは普段もっと多いですが、元旦は避けたり、休みだったり。
ちなみにTOYOTAは元旦の全国紙の全面広告を企業広告でジャックしてました。
朝日、読売、毎日、中日は普段のテレビ欄、日経も中面のテレビ欄の該当ページ。
新聞の企業広告に絞ってる大手さんもありました。資生堂は毎年かなり力を入れてるそうです。
飲食店はチラシほとんど入れないですね。やっぱりお腹すいた時に、お店見て決めるパターンが多いってことですかね。普段もあまり見ませんですしね。
普段あまり見ないところにあえてスポットを当ててみると、いろいろな発見がありました。
今回は、モノやサービスを買うということに対してどういう視点で見てるか。
チラシを見るときはやはり価格でしたね。
価格で比較する。
モノやサービスの中身はやっぱりインターネット見ちゃいますしね。
年齢層によってももちろん違いますが。
今回は少し空間づくりから広げたところの研究でしたが、
折込ではないチラシ、サービスやメニュー、会社の概要などの情報をお客様に紙媒体でお渡したいケース。
または旬のネタをリアルタイムに。新しい情報をニュースやフライヤーで、たくさんの人に渡したい時など。
このあたりにポイントを絞り、
あしたのブログで発信させていただきます。
参考になりましたら幸いです。
いろんなサイン・ディスプレイあつかってます。