◼︎家具 什器の高さって?
お客様は目的を持って中に入ります。
出入り口にまずはカウンター。
お店だとレジが付いてますね。
高さを注目して什器市場を見てみると、70cm~90cm。
スーパーやコンビニ向けの方が90cmよりです。70cmだと立ちっぱなしで連続してレジうちが姿勢的にちょっとキツイみたいです。
続いて陳列棚のあるところ。
これは業種によって様々です。
たとえば、
アパレルのハンガーパイプ。
床から120cmくらいにすると、商品が80cm~100cmに収まるので、取り分け女性が見やすい高さになるとのこと。ただし、コートのシーズンだったり、子ども服だったりはもちろん変わってきます。
雑貨屋さんなどテーブルの上に平積みの陳列もありますが、カウンターと一緒で70cmくらいが、上から見るのに最適な高さ。段をつけるにしても、90cmまでで100cmを超えると女性は見えづらいので、斜めにしたり、壁にして吊るしたりといったアレンジ。ハンガーと一緒で垂直方向は120cmくらいが目に止まりやすいようです。
続いてはテーブルなどの家具。
このテーブルも数十社平均とると70cm。
居酒屋さんとかのハイカウンターは110cmが多いです。
注目すべきはセットの椅子。
床から座る部分の高さは40cmが主流ですが、テーブルと座る部分の隙間が30cmってのが大事みたいです。座敷の目安も30cm。それ以上広いと何かしづらく、狭いと窮屈みたいです。
待合用のベンチ。ロビーチェア。
くつろぐ目的なら、さっきのテーブルセットの椅子より低く30cmくらいが良いですが、一時的で移動するのがほとんどなので、むしろ50cmくらいの高さで立ち上がりに負担のかからないのが、最近は主流。病院などの施設は多いようです。
◼︎屋内サインは?
屋内のサインの背の高さを見てます。
例のごとく直近の出荷台数の割合。
屋内サイン
(ポールサイン、メニュースタンドなど)
○~99cm・・・・・11.4%
○100~129cm・・・71.2%
○130cm~・・・・・17.3%
この数字は高さ調整の背の高さは目いっぱい伸ばして、表示面が垂直にした時。
通常は少し低くして、上向きに角度をつける商品がほとんどです。
130cmを基準にしましたが、100cmから120cmあたりで使用されてるのが街を見ても多いです。
最後にまた平均身長。
160cmとすると、平均座高は85.6cm。
椅子の座り面が40cmなので、
125.6cmがテーブルで座ってる時の目線の高さ。
そのあたりを基準に見てもらいたい情報を置くと目にとまりやすいですね!
参考になりましたら幸いです。
いろんなサイン・ディスプレイあつかってます。