1. 訓練概要
令和6年2月23日(日)に和歌 山市、海南市、紀の川市において、広域同時多発災害対応訓練が実施された。本訓練は、大規模災害時に迅速かつ効果的な支援を提供することを目的とし、「被災者中心・地元主体・協働」の三原則とし実践された。
2. 訓練会場
• 和歌山市災害VC :和歌山市さんさん公園多目的広場
• 海南市災害VC :海南保健福祉センター
• 海南市災害VC(下津サテライト) :下津保健福祉センター
• 紀の川市災害VC :桃山保健福祉センター
訓練時間は9:00~14:00であり、ボランティア参加者は8:50、スタッフは8:20に集合した。
3. 訓練プログラム
• 2月18日(火):発災想定(豪雨・暴風による複合災害)、対応点検訓練
• 2月21日(金):災害VC開設協議、被災者支援方針の確認
• 2月22日(土):災害VC開設準備(役割分担、資機材準備、情報発信)
• 2月23日(日) 訓練当日
o 9:00:全体会(開会・オリエンテーション)
o 9:30:災害ボランティアセンター運営訓練(開設・運営・支援活動体験)
o 12:00~13:00:炊き出し訓練(白米・豚汁)
o 13:00:セクションミーティング(活動整理)
o 13:30:全体会・情報共有
o 14:00:終了・撤収
4. 参加者と成果
本訓練に約400名が参加。和歌山市会場では約100名で訓練が行われた。参加者はスタッフ役とボランティア役に分かれ、災害VCの開設・運営・ボランティア受け入れ・被災者支援を実践的に学んだ。
訓練を通じて、各地域の社会福祉協議会および支援団体間の連携を強化し、今後の災害対応の課題を明確にすることができた。
5. 私のボランティア活動報告
2月23日8時に会場入りし、運営スタッフの準備状況を視察した。ボランティア活動として、和歌山市直川地区の児童養護施設周辺の危険箇所を巡回し、以下を確認した。
• 海抜表示看板の設置状況
• 土砂崩れ防止対策(ブルーシート設置箇所の点検)
• AED設置施設の確認
• 地域の避難場所および「災害時協力井戸」の作動確認
• 直川地域ハザードマップを基にしたため池の決壊リスク検討
巡回中に、スマホを使いハザードマップの確認を通じ、北部の山に存在する4つのため池の決壊リスクを想定し、豪雨時の影響を検討した。また、散歩中の地域住民に声を掛けヒアリングを実施し、過去の紀ノ川・千手川の氾濫による被害状況を聞き取った。話から、過去の氾濫による死者の発生や被害の実態が明らかとなり、地域防災の課題を改めて認識する機会となった。
さらに、地域の避難場所の現地確認を行い、災害時の避難行動の実効性について考察した。特に、避難場所となる空き地に設置された和歌山市の「災害時協力井戸」(No47)を手動させ、生活用水の供給が可能であることを確認した。
付記:炊き出しの豚汁は温かく、美味しくいただき、おかわりをした参加者も多かった。)