乗り越えてこそ見える世界がある | 日本酒と甘酒 糀素弓(はなそゆみ)の一歩一歩

日本酒と甘酒 糀素弓(はなそゆみ)の一歩一歩

選りすぐりの日本酒や元気の素・甘酒で、疲れた心を休めてほしい。。。そんな願いを込めて2018年12月にオープンしました。
まだまだ赤ちゃんの店なので、皆さまから育てていただけるとありがたいです。

平成8年(1996年)11月の名古屋場所。
2日目の舞の海と小錦の一番で、舞の海は174キロ差の小錦に、下手ひねりで勝ちます。
しかし、倒れこんだ小錦の274キロの体重が舞の海の左ひざにのしかかり、
舞の海は左膝の靱帯を2本損傷しました。

舞の海は、この時までも何度もけがをしていて、
ふつうの生活に戻れるかすら不安があったのに、
自分より大きな力士と相撲を取れるところまで回復するとはとても思えず
これで引退をしようと考えていたそうです。

しかし、お医者様からのすすめで大きなリハビリ施設に通うようになり、
そこで“奇跡を信じて”リハビリを頑張っている人たちを見て
たとえだめだったとしても、けがを乗り越えることに挑戦してみようと腹を固めました。

舞の海は、辛いリハビリを乗り越え、けがを怖がるのではなく
「いつ終わるかわからない、力士生命を大事にしよう」という気持ちで
一番一番の相撲に情熱を注ぎ、平成11年に引退するまで、
時間をかみしめるように土俵に上がったということです。

↓この本に書いてあります

小よく大を制す! 勝負脳の磨き方/扶桑社
¥1,296
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舞の海の相撲は、あまり相撲がわからない私が見ても
躍動感があって面白いものでした。

これだけ、たくさんの人を楽しませてくれた舞の海さん、
努力も人一倍だったようです。

諦めるのは簡単。
諦めたって誰もそれを非難しないし、「大変だったね」「仕方なかったもんね」ってねぎらってくれる。
そんな状況って、この世の中にたくさんあります。

でもそこで
もしできなかったとしてもいいからもう一歩努力してみようと決めて
乗り越えた人にしか見えない風景って、必ずありますよね。

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そんな素敵な舞の海さん、
地頭鶏を食べに来てくださいました\(^o^)/

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この本は、2014年の11月に読んでいましたが
絶対サインしてもらおうと、店に持ってきました。

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直前に母が
「京子さんへ・・・でサインもらっててね♪」とLINEを送ってきたので
母の名前で書いてもらいました。
※店にも私の本にも母にもサインしてください・・・なんて言えなかったので、これが貴重な一枚。

舞の海さん、とても物腰の柔らかい、素敵な紳士でした!
ますますファンになりました

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舞の海さんも召し上がった、地頭鶏の炭火焼きです~~\(^o^)/