小学生のころだったでしょうか・・・
図書室にあったこの本を読んで、私はとても感動しました。
- 夢を追う子 (福音館古典童話シリーズ (6))/福音館書店
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主人公のマーチンは、7歳。
ある日、蜃気楼を追いかけて家から遠く離れ、迷子になってしまいます。
迷子のマーチンは、大草原を越え、森に入り、幻想的な大冒険をします。
私が実際には見たこともない、果てしのない大草原。
蜃気楼、森の妖精たち・・・
想像力が掻き立てられ、大興奮して読んだのを覚えています。
この作者の、別の本も読んでみたくなって読んだのがこの本。- 緑の館―熱帯林のロマンス (岩波文庫)/岩波書店
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文明社会から逃れ、ジャングルに入り込んだ青年が
人間たちから離れて動物たちと住んでいる美しい娘と恋をします。
そしてその恋は、幻想的ではかなく、美しい最後を迎えます。
熱帯林の描写が美しく、こちらも想像力を掻き立てられます。
後で知ったのですが、この作者は鳥類学者だったようです。
映画にもなったそうです。
きっととても美しい映画なんでしょうね~♪♪- 緑の館 [VHS]/オードリー・ヘップバーン,メル・ファーラー,アンソニー・パーキンス
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↑VHSだって・・・もう我が家に再生機ないし、、、
ここで、やっとタイトルのお話になります。
この『緑の館』を読んで、
私は初めて蛾の持つ美しさに目覚めました
白く美しくはかない蛾・・・この小説のクライマックスで、ヒロインを蛾に例える描写があります。
(もう30年以上も前に読んだきりなのに)この場面は特に印象的で
私の頭の中で、何度もリフレインしています。
それまで、ただ毛嫌いするだけだった蛾も、
この本を読んでから、見る目が変わりました。
でね、時々、蛾に見とれたり、写真を撮ったりするんですよね(~_~;)
ひかれちゃうので、人前ではあまりしませんけどね。。。
- 緑の館 [VHS]/オードリー・ヘップバーン,メル・ファーラー,アンソニー・パーキンス
- 緑の館―熱帯林のロマンス (岩波文庫)/岩波書店