何の権威で誰を責むるか
責むる言葉を自己に当てはめよ
自分に許されたい事があるならば
誰をも、心から許すがよい
- 権威―珠玉の言葉があなたを変える/後藤 静香
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この本の中から、31 寛容 という詩の一部です。
この詩は、更にこう続きます。
人のあやまちを思うとき
その一切がわたしにある
どうして誰をせめられよう
「許す」という言葉さえ
人間としてはごうまんすぎる
いかりを含んでせむるとき
その罪、死に値する
日ごろ、ちっぽけなことで怒ってばかりいる私。
でも、「怒らないこと」って、大切なことでしょうか?
いいえ、怒りはあって当然だと思うのです。
人間にあってはいけないのは、責めることです。
誰かの行為を、すぐに自分の物差しに当てはめて裁いてしまう。
それは、死に値する罪なんです・・・
怒ってもいいから、絶対に責めないで。
怒ってもいいから、どうか人を裁かないで。
ごめんなさい、ごめんなさい・・・
小さい自分で、ごめんなさい・・・
人を責めない人間になりたいと、心から思います。