ただ疑われる病名がうちの父と同じなので、心配だよね。
いずれ身障者になってしまうし(体と心は元気でもね)
*
そして今日、痴呆が進む祖父のところへ行きました。
イブのことだけは覚えてんのよね
普段は母が面倒看てるからよくわからないけど、あたしとイブの効果があったみたいで、普段よりしっかりしてたみたい。
母も短気だからすぐ怒鳴るけど、意外とあたし、老人には大らかみたいw
呆けてても諦めてテキトーにあしらってしまう。
前回入院したときの検査結果を聞きました。
胃がん。
しかも年取ったから腫瘍の周りがただれて出血してるのに痛みを感じない。
転移はまだ簡易的な胃カメラだけの検査だったからわからない。
ステージも不明(これは聞き忘れたらしい)
で、医者から言われたのが
「年齢的に手術は体力が持たないので勧めない」
「抗がん剤は副作用が大きいし、認知症も進行する可能性がある」
「抗がん剤治療するリスクとしないリスクは半々」
これは厳しい選択肢。
あ、じいが死ぬ。
本人はきっと選べない。
我々が選ばなければならない。
何が本人にとって一番幸せなんだろう。
苦しんでも、認知症が進んでも、何もわからなくても生きることか。
ただ残された命を全うすることか。
母は冷静でいる自信がないとのことで、あたしにも決断を求めてきます。
「あなたならどうする?」
次に病院に行くときにはこの決断を下し、返事が必要だという。
でも決断できるだけの判断材料がない。
あたしなら…
やっぱり生きててほしい。
じいは戦争でも死体扱いされるくらいのケガをしたけど生き返ったんだもん、死ぬわけないんだよな。
母にとって今年は夫の死が見え、さらに親の死に方を選ぶという散々な年だな。
*
自分が死ぬなら迷惑かけずにって思うけど、迷惑ってなんだろうね。
心配かけずにってなんだろうね。
かけてもらう方がつらいけど必要とされてるみたいで嬉しいけどね。
可愛い