私の子育て 14  坊やは…病人だった。 | 水彩とパステルのアトリエ「マリンカ」 小泉彫ブログ

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どきどきしながら 坊やを連れて再び病院へ。


細谷先生笑いながら「いや~開いてましたね」


そういいながら坊やの病名を教えてくださいました。


坊やの病気は


「先天性心房中隔欠損症」


 右心房と左心房の間の壁である心房中隔が

 発生途中で完成しなかった疾患


  もともとお母さんのお腹の中にいる時には、

すべての赤ちゃんで心房中隔に穴があいている。

が、ほとんどの子は産まれて数日で閉じると言われている。


どいうことで。


場所が「心房中隔」なので 穴が自然に閉じることは難しい

(心房心室は塞がるんだそうな)


頃合いを見て手術して塞ぐのがよろしい。


というお話をしていただきました。


そして S病院には専門医がいないので


広尾の日赤医療センターを紹介していただくことに。


細谷先生が明るく淡々とお話してくださるので


「心臓の病気」の話をしているのに


なぜか明るく まるでお茶のみ話のように


会話が進んで(弾んではいないけれども)行きました。


屈託もなく笑い


人一倍大飯ぐらいの


この坊やの心臓に本当に穴が開いている。


にわかには受け入れがたく


心のどこかではまるで他人事のように思っていました。


いや…正確に言うと


無理やり思わせていたという・・・・。


そうでなかったら 心配で押しつぶされてしまいそうだった。


と、今思うのです(遠い目)



続く・・・・