講師の道 | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

ただ闇雲に仏法を話していても、相手は幸せにはなれない。一人一人に合わせて、今相手が求めているものを与えてゆく。それが大切です。

相手が求めているものを与えた時、相手は満足する。だから、説法が上手くいったかどうかは、相手が満足するかどうか。

そういう意味で一回一回が勝負。

如何に相手が求めているものを与えるか。

相手から質問を受けて、その質問から相手が求めているものを理解し、それに合わせて話してゆく。

そして、相手が話をしてくれて、本当に良かったと思ってもらえるようにする。

それは上手く話すかどうかは関係ない。

たとえたどたどしくても、相手が望んでいるものを与えることができたら相手は満足する。

自分の話が成功したかどうかは、相手が決める。

そういう意味で講師という道は厳しい。

でも、とてもやり甲斐のある道でもある。

大事なことは、相手が何を求めているか、知ること。そこに注意し、相手が望んでいる方向に話をしてゆく。

人を幸せにすることは難しいことだけど、素晴らしい道でもある。

それが講師の道だと思いました。