世の中では、悪いことをするから悪い結果がやってくると思われています。しかし、真実から言ったならば、私たちが普通考える悪いことは悪ではありません。
だから、悪いことをしたからと言って悪い結果がやってくる訳ではないのです。
でも、実際に悪いことをすると苦しみます。それは悪いことをした人をまわりの人が責めて、罰を与えようとするからです。
そういう意味で、悪いことをして悪い結果がやってくるのは、人の手によって受けると言ってもいいです。
だから、みんなそれが分かっているから、隠そうとする。つまり、人に気づかれなければ、悪いことをしても結果がやって来ないと思うからです。
だから、罰を与える側は、逃げようとしても逃げれないようにする為に徹底的に追いかける。
それはもう悪いことをした人は悪い結果を受けるのだという自分たちの正義を貫く為にやっていることだと思います。
だから、これは真理ではないから、不公平が生まれる。そして、印象によって酷く罰を受ける人と余り罰を受けない人も出てくる。
そういう意味で、因果の道理を信じられない人も出てくるのだと思いました。