死後地獄に堕ちるのは | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人は人生をかけて、価値のある人間になる為に山を登ってゆく。しかし、死んでゆくということは、その山を降りてゆくということ。

だから、人生とはゼロから始まり、ゼロで終わってゆく。そういう意味で、私たちの人生は意味がないものということになる。

しかし、人生頑張ってきた人ほど、ゼロになることが認められない。こんなに頑張ってきたのに、それが無駄とは思いたくない。

だから、執着を起こし、価値のある所に立とうとする。

その為に現実の自分を否定してしまう。

でも、現実の自分を否定すると、心は苦しみに包まれる。

でも、どんなに苦しくても、価値のある自分に執着する気持ちが捨てられなくて、現実の自分を否定し続ける。

その結果、地獄のような苦しみはいつまでも続く。

私たちは悪いことをするから、地獄に堕ちるのではない。地獄は価値のある人間になろうとして、一生懸命生きてきたから、地獄に堕ちる。

頑張ってきた人ほど、ゼロになることを認められない。認めたくない。

でも、認められないから、死後地獄へと堕ちてしまうのですね。