大人になるとは | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

大人になるとは、理想通りに理性的に行動できるようになることではなく、自分の心から起きた感情を否定することなく、自分がこんな心が起きたのは、こういう理由からなんだなと冷静に分析できるようになった人を言うのだと思います。

私たちは自分の心でいろんな思いを起こしていながら、自分の心を見ていない。だから、心から起こす行動も、どうして自分がこんな行動を起こしたのかを考えることなく、無意識で行動しています。

でも、自分の心に暗いと、自分は本当は何を思っているのか、何を求めているのかということに気づくことなく、自分の心で起こした思いのまま、行動してしまう。

そして、自分について何も知らないまま、人生が終わってしまうのです。

人生とは、どれだけいろんなことをしたかではなく、自分のことについて如何に深く見つめて、自分とはこんな人間なんだと知らされることが大切だと思います。

だからこそ、自分の心を見つめ、自分はこんな思いを起こしたけど、これはどうしてなのかと自己分析ができることが大人になるということであり、それが人間として成長した人なんだと思いました。