欲は恐ろしい | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人間は欲を起こした時に、自分の都合の良いことしか考えなくなる。物事が上手く行くとしか考えておらず、上手く行ったら、こうしよう、ああしようと夢を描いている。

そうやって上手くいく時もあるが、そうなったらそうなったで、もうこれは大丈夫だと、危険なことまでやってしまう。

そうして、最後には無常がやってきて、すべてを失う。でも、欲というのは恐ろしいもので、それでもう止めるしかないと諦めたらいいと思ったらいいのに、一度描いた夢が忘れられず、取り戻そうとする。

この取り戻そうとする心が恐ろしい。なぜなら自分にはもう余裕がないのに、それでも取り戻そうとするので、手を出してはならないお金にまで手を出してしまう。時には借金してまで取り戻そうとすることもある。

その時は、頭の中には上手く行くことしか考えられない。そして、そんな時ほど、失敗する。そして、何にも残らないだけじゃなく、借金まで残る。

本当はそんな欲を起こさなくても、今の生活には不足はなかったのに。欲とは恐ろしいものですね。