迷惑をかけてはならないと思う心 | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

世の中には迷惑かけてはならないと思う人がたくさんいます。確かに迷惑をかけることは良くないことです。

しかし、迷惑をかけてはならないと思うあまり、自分の感情を否定して、あるべき姿を演じようとする人がいます。

そういう人は思い通りにならない感情を否定して、いつも我慢してしまいます。

でも、我慢すると、本心では、自分は迷惑な存在だと思うようになり、無意識のうちに自分の感情を犠牲にしてしまいます。

そして、犠牲にした感情からは悲しみが溜まり、誰かを傷つけずにはおれなくなるのです。

自分にとって一番大事なものは感情。

この感情を大事にすることこそ、幸せになる為に大切なことです。

だから、迷惑をかけてはならないという思いはこの感情を否定するので、人生が悲しみに満ちたものになってしまうのです。

そして、多くの場合、この悲しみは臨終にならないと見えて来ない。臨終にボロボロになって悲しみに満ちた感情が自分に襲いかかってきて、苦しむことになるのです。

感情は簡単に犠牲にしてしまうもの。でも、それは同時に自分の未来に取り返しのつかない苦しみを生み出すことになるのです。