何も無い時間を受け入れることで本当の人生が始まる | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人生苦しみが無くなると、そこには幸せが待っているのではなくて、何もない時間が待っています。

これと言って、苦しいこともないが、何かやって楽しい訳でもない。昔あったようなワクワクすることも、面白いと楽しくなることもなく、これと言ってやることも無くなります。

昔だったら、お金が儲かると聞いたら、飛びついて、無我夢中でのめり込んでいただろうことも、ワクワクすることなく、心は静まったまま。

私は何もすることがないから、寝て時間を過ごすこともありました。

きっと何もない時間を感じたくなくて、人生を早送りしたかったのだと思います。

でも、幸せになる為には、この何もない時間になれることが大切なんだと思います。

それは振り返ってみると、何もない時間を感じると、すぐに欲に走り、楽しくしようとしても、つまらないと止めてしまう。そうやって、いつも楽しいことを探し続けていたと思います。

それで分かったのです。人生欲に振り回されても、何も人生は変わらず、ただ歳を取ってしまうだけなんだということを。

そこから、初めてちゃんと生きよう。人生は限られているから、前を向いて、ちゃんと時間を使ってゆきたいと思うようになりました。

人生は何もない訳では無い。何もないと感じるのは、今までの欲に振り回される生き方をしてきたからであり、ちゃんと向き合えば、やらなければならないことがある。

それは自分の心を成長させることです。

人生とは心を成長させる為にある。

いつも自分の心を見つめ、今までの心のあり方を反省し、これからどんな思いで生きてゆくのか。

心を見つめたら、やるべきことはたくさんある。そして、それが死を前提として生きる上で、一番前向きな生き方なんだと思います。

幸せはこの心から温かい思いを起こし続けてゆくこと。そう胸に刻み、前を向いて生きてゆきたいなと思いました。