私たちは他人から蔑ろにされていると感じると、怒りを起こし、相手を責めます。
この人はまるで自分を苦しませる原因が外の相手にあると思っています。
しかし、どんなに相手に原因を求めて、責めたとしても、自分の苦しみは楽にはなりません。
それは苦しみは外にあるのではなく、心の中にあるからです。
いつも苦しみの原因は心にある。
その心を見つめて、苦しみと向き合うことが人生に於いて大事なことなのに、他人を責める人は他人のせいで苦しんでいると思っている。
そうやって他人を恨み続けることは簡単なことですが、それで心が楽になることはありません。
苦しみから離れたいからこそ、心に目を向けることが大切なことなのですね。