なんでもないものが家宝 | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

世の中の人はお金があれば何でも買えると思っています。もちろん、お金さえあれば新品を買うことができます。

しかし、どんなにお金を積んでも買えないものがあります。それは長く使ってきたものです。それは誰かが長く使ってきたものは中古として店に売っているでしょう。

そうではなく、自分の人生を通して使い続けたもの、それは同じものを得たいと思ったならば、同じ時間使い続けなければ、得ることはできません。

しかも、ただ使うだけでなく、大事に使い続ける。そうやって長い間、使い続けたものは、それを通して思い出も収まっています。

そんな大事にしてきたものに囲まれて、老後を迎えることは憧れを感じます。

そして、自分が大事にしてきたものを子供たちへと引き継いでゆく。そうやって、歴史を感じるものが未来へと引き継がれていったら、どれだけ良いだろうかと思います。

それは一つ一つは買えば、そんなに高くないものでも、何世代も引き継がれたものは、それはその家の家宝なんだと思います。

それは売ったならば、タダ同然になるかも知れません。でも、その家にとってかけがえの無い宝であり、それを大事に使い続けられ、未来へと引き継いでゆく。

そんな夢を抱きながら、家にあるものを大事にしてゆきたいと思いました。