使うものだけ価値がある | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

買った時は何万円もしたのに、それを売った時には僅かなお金しかならないことがあると思います。

それは私たちの価値に対する考え方が、ものは買った時から価値が変わらないという考え方があるからです。

でも、その考え方が迷いであることは売った時に分かります。そして、真実から言えば、どんなに高いものでも、使わなくなった時点で、そのものの価値は自分にとってゼロになったということなのです。

だから、価値を落としたくなかったならば、買ったものは使わなければならないし、使わないものは買わないことが大事です。

また、それが欲しくて買ったという人もいるでしょう。その人は買った時点で欲しいという欲求は満たしているので、時間と共にそのものに対する関心は無くなります。

そんな時はどんなに高いものでも、売ったり捨ててください。

そうやって買っては捨ててを繰り返し、最終的に自分の使っているものだけが価値があるものなのだという真理を体得してゆくことが大事です。

そうすれば、自分の使っているものは一定なので、自分の価値は増えてゆくものではないと知らされてゆきます。

私たちは時間と共に価値が増えてゆくというイメージを持っていますが、どんなにお金を得ても、自分が使うもの以外、いくらあっても自分にとって意味がないのだと思えたら、あらゆる執着から離れて、気持ち良く生きてゆけるのではないかと思いました。